2007年7月12日(木)
バーナンキよ、何処へ行く [遊びなかま]
10日の夜は、月一回のよそうかい
ちょうどサブプライム問題などでドルが大幅安になったこともあって、
話題は自然とそっちの方にいってしもた。
そこで槍玉に上がったんが、バーナンキFRB議長の講演。
インフレというかなり際どい演目やったにもかかわらず、
よくもまあ、あそこまで材料にならん話ばっかり出来るもんやと、
もっぱらの評判?やった。
集まった連中が口をそろえて言うとったんが、
あの人は一体どうしたいんや?というのがさっぱり読めんということ。
就任早々に利上げを停止したんはええけど、それ以降全く動きがないんで
マーケットもドルを中心に大きな動きを作られへんというわけや。
確かにあの人の講演内容は学者出身だけあってお勉強にはなるけれど、
今ひとつ食指を動かされることがない。
去年のCNBCキャスターへの失言が昨日も飛び出してたけど、
彼の発言で市場が大きく動いたのは、
後にも先にもあれ一回限りとちゃうんかな。
確かに今はめちゃくちゃ難しい局面であることは認めるけど、
そろそろ腹を決めて動いて欲しいと、皆思っているんやろね。
Posted by 松
2007年7月8日(日)
ライブアース [いろいろ]
ライブ・アース
地球温暖化防止を呼びかけるイベントがあった7日は、
1日中テレビをみる羽目になってしもた。
それほど気合を入れてみようとも思ってなかったけど、
朝一番にテレビをつけたらいきなりジェネシスが登場、
往年のプログレファンとしては、やはり見逃せんということになったわけや。
ダイアナ妃追悼コンサートから、最近は何となく音楽づいている。
そやけど、温暖化防止というテーマはなかなか難しいもんがある。
テレビでは、ステージの合間合間で省エネを呼びかけてるけど
コンサートそのものはエネルギーの無駄遣い以外の何物でもない。
使用する電力はバイオエネルギーでまかなってるらしいけど、
膨大な数のアーティストの膨大なステージセットを移動させるのは、
ディーゼル燃料を食い散らかす大型トレーラーや。
省エネするために膨大なエネルギーが必要になるんは、
バイオ燃料の生産過程でも見られる矛盾。
かなり長ーい目で見やなあかんねんやろうけど、難しい問題やね。
テレビで訴えてた、蛍光灯型の電球を使いましょうというのもその一つ。
アメリカでは特に白熱電球の使用が多いから、消費電力の少ない蛍光灯に替えれば
かなり電力を節約するというのはよう分かる。
うちの家でもほとんどは蛍光灯に替えたけど、PCの前にあるスタンドだけは
普通の電球のままや。早く換える方が結局節約になるのも分かってるけど、
まだ十分使えてるし、もったいないからようせんねん。
電球替えるのも大切やけど、この「もったいない」という感覚を
アメリカ人に教えるのも大切なような気もする。
話をコンサートに戻すと、気が付いたことが一つ。
ステージでストラトキャスタータイプのギターを使ってる
ギタリストが、ほとんどおらんかった。
20年ほど前は猫も杓子もストラトタイプ、カスタムメードのギターも
ほとんどはこれに近い形やったことを考えると、ちょっと信じられへん。
その代わりというわけでもないけど、レスポールがその存在感を
増してたような気がする。あとはテレキャスター。
時代の流れというか、逆行というか、やっぱり流行りっちゅうもんがあんねんね。
Posted by 松
【 過去の記事へ 】