2008年4月3日(木)
USDA作付意向調査のインパクトを検証する
[穀物・大豆]
米農務省は3月31日、農家への聞き取り調査に基づく08/09年度の作付意向調査を発表した。コーン作付が前年から8.10%と大きく減少するのに対し、大豆の作付は前年比で17.54%増加、過去最高だった06/07年度に迫る内容となった。市場ではエネルギー高で肥料価格が上昇するなど生産コストの高さや、コーンを連作することで土地が痩せイールドが下がることを嫌気して、多くの農家がコーンから大豆など他の作物への転作を進めると見られていたが、事前の予想を遥かに上回る内容となっている。
コーンの数字はどれだけ強気なのか、また大豆は作付増によってはたして需給が緩和されるのか。今回発表された数字を基に色々と検証してみたい。
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2007年3月31日(土)
コーンの作付増はどの程度弱気なのか
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は30日に発表した作付意向調査で、コーン作付を前年比15.48%増の9,045.4万エーカーと推定した。1944年以来の高水準という予想以上に弱気の結果を受け、シカゴ市場は取引開始から20セントのストップ安をつける売り一色の展開となった。今回の作付意向の結果はコーン市場にとってどの程度弱気なのだろうか。
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