2006年10月30日(月)
ブラジル大豆作付けは23%が終了-アグルーラル
[穀物・大豆]
ブラジルの農業顧問アグルーラルによると、今年度の国内大豆作付けは「ほぼ完璧な」天候に恵まれて順調に進んでいる模様。27日時点での作付け進捗率は23%、主要生産地の中西部では39%まで進んでいる。
今年度の大豆作付けは、価格の低迷や農家の資金不足などから他の農産物への転作が進んだことから、大きく落ち込むと見られている。アグルーラルの推定でも、作付け面積は2,075万ヘクタールと前年より100万ヘクタール以上少ない。もっともイールドの改善が見込めるため、生産はそれほど落ち込まないと見ている。アグルーラルの収穫予想は5,260万トンとやや控えめだが、USDAは5,600万トンと前年の5,500万トンを上回るとの見通しを出している。
Posted by 松