2006年11月30日(木)
追加減産は50万バレルの可能性も、ベネズエラ
[エネルギー]
ベネズエラのラミレス石油相は30日、12月に開かれるOPEC臨時総会では、50万バレルの追加減産が決定される可能性があるとの見通しを示した。OPEC内では既に追加減産の合意は出来上がっていると言う 。また、アンゴラやエクアドルといった国がOPECに新規加盟したとしても、生産枠が拡大するだけで、現在の割当比率が根本的に見直されることはないとも述べている。
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追加減産開始は1月末あたり、アルジェリア石油相
[エネルギー]
アルジェリアのヘリル石油相は30日、アフリカ石油ガスフォーラムでスピーチを行い、OPECは12月の臨時総会で追加減産を決定し、来年1月末から2月初めに生産量を減らす必要があるとの考えを示した。4-6月期には石油需要が約200万バレル減少する上、同時期に非OPEC諸国の生産が増加することが予想されるという。具体的な減産量については、総会で決定されるとだけ述べている。
また、来年3月の定例総会では、12月の決定事項を再検討し、追加減産または減産の撤回のどちらかの選択をする可能性が高いとも付け加えた。非OPEC諸国の生産量がどのように変化しているかも、決定に大きな影響を与えるという。
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現時点での石油供給は十分、エネルギー長官
[エネルギー]
ボドマン米エネルギー長官は30日、石炭業界の会議でのスピーチ後にインタビューに答え、OPECが生産量の変更に対し慎重に対処することを望むと語った。この先暖房需要が増加することに触れ、OPECには市場に十分な石油を供給するように求めているし、今のところはそのようになっていると、供給に問題は見られないことの見方を示した。またOPEC加盟国の閣僚とは、この一ヶ月ほど連絡は取っていないという。
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シカゴPMIは50割れ、03年4月以来の低水準
[経済指標]
好、不況の分かれ目とされる50を割り込みました
雇用指数も大きく下がっています。
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06年11月 | 06年10月 | 市場予想 | ||
総合指数 | 49.9 | 53.5 | 55.5 | |
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失業保険申請件数は昨年10月以来の高水準
[経済指標]
かなり衝撃的なサプライズながら、ドルなどの反応は今ひとつ。
金などはびっくりして跳ね上がってますが・・・
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11月25日 | 前週比 | 11月18日 | 市場予想 | ||
新規申請件数 | 357.00 | ↑ 34.00 | 323.00 | 316.00 | |
4週平均 | 325.00 | ↑ 7.25 | 317.75 | ||
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10月総会での減産は「ターニングポイント」、OPEC事務総長
[エネルギー]
OPECのバーキンド事務総長は30日、アラブ石油輸出国機構(OAPEC)会合が開かれているエジプトでインタビューに答え、OPECはまだ追加減産を決定したわけではないと発言した。今後の在庫の推移を注意深く見守り、価格動向を見た上で判断するという。
OPECが10月の緊急総会で120万バレルの減産を決定したことは、「ターニングポイント」だったと、OPECが基本方針を転換したことを示唆、価格下落のスパイラルに陥ることは食い止めなければならないと、価格次第では追加減産も辞さない構えを改めて示した。また、ロシアなど非OPEC諸国の生産が急速に伸びていることに対しては、警戒感をあらわにした。
アンゴラがOPEC加盟を求めていることについてはこれを認め、更にはスーダンの加盟準備が進んでいることも明らかにした。もっとも、加盟の時期などはまだ何も決まっていない模様。
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アンゴラがOPEC加盟を決定
[エネルギー]
アンゴラ政府は29日、石油輸出国機構(OPEC)加盟を閣議決定した。同国の生産量は日量約140万バレル、OPECで承認されれば、12番目の加盟国となる。
他にも南米エクアドルでも、大統領選で勝利した左派勢力のコレア氏がOPEC加盟を申請する意向を示しており、OPECの国際社会における発言力が高まりそうだ。
もっとも新規加盟が決まるということは、ほとんど有名無実となっている現在の生産量の割当枠の見直しが不可欠となり、OPEC加盟国内における不協和音が高まる懸念もある。特にアンゴラの加盟では同じアフリカ勢のナイジェリアやアルジェリア、エクアドルでは同じ南米のベネズエラが発言力を増す可能性が高い。これまでのようにサウジを中心とした中東勢が仕切るOPECという構図も、変化するのかも知れない。
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2006年11月29日(水)
UAEは既に割当量の減産を実施、石油相
[エネルギー]
UAEのアルハミリ石油相は29日、アラブ石油輸出国機構(OAPEC)出席のため訪問中のエジプトでインタビューに答え、同国は10月のOPEC合意に従い、減産を実施したことを明らかにした。UAEの減産割当は日量10.1万バレル。追加減産の可能性については、来月のOPEC総会まで待たなければならないとした上で、必要ならば減産に踏み切るとの意向を示した。
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OPEC減産を論じるのは時期尚早、クウェート石油相
[エネルギー]
クウェートのアルサバー石油相は29日、アラブ石油輸出国機構(OAPEC)会合出席のため訪問中のエジプトでインタビューに答え、OPECが来月14日の臨時総会で追加減産を決定するかを論じるのは時期尚早との考えを示した。現在の価格水準については、満足していると答えた。
ナイジェリアで開かれる総会ではサウジのヌアイミ石油相などが追加減産に意欲を示し、決定は価格水準でなく需給バランスをみて下すとコメントしている。
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為替水準はそれほど重視しない、スタークECB理事
[要人発言]
ECBのスターク理事は29日、為替市場におけるユーロの水準はECBによる金融政策決定の検討事項の一つに過ぎないとの見解を示した。中長期的な経済成長を見るべきで(短期的な)為替水準はそれほど重要ではないと言う。
世界的なインフレ圧力に懸念を示した上で、欧州圏には依然として相当な流動性があり、価格上昇リスクには真剣に取り組まなければならないと主張した。
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10月新築住宅販売は予想以上の落ち込み
[経済指標]
結構びっくりの下げ幅でした
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06年10月 | 前月比 | 06年9月 | 市場予想 | ||
新築住宅販売件数 | 1004 | ↓3.18% | 1037 | 1065 | |
販売価格(中間値) | $248500 | ↑ 13.89% | $218200 | ||
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OPEC減産で市場を安定、アルジェリア石油相
[エネルギー]
アルジェリアのヘリル石油相は29日、訪問先のイランでインタビューに答え、OPECは減産によって石油市場の安定を取り戻すことが出来ると発言、減産への意欲を改めて示した。2007年度の石油需要はかなりの部分をロシアなど非OPEC諸国の生産でカバーできると思われ、OPECは供給過剰の問題に直面すると言う。必要とされる減産量については、来月の臨時総会まで明らかにすることはできないとした。
Posted by 松
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