2006年11月06日(月)
追加減産に含み、サウジ石油相
[エネルギー]
サウジのヌアイミ石油相は6日、湾岸協力会議に出席のため
UAEのアブダビに到着、状況によってはOPECが追加減産を
行う可能性があることを示唆した。
サウジが先の緊急総会で割り当てられた38万バレルの減産分のうち、
20万バレル程度舌生産を減らしていないのではとの噂に対しては
これを明確に否定。市場で減産合意が遵守できていないとの
見方が広がっていることについて、
同じように行動している。そしてこれが事実なのだ」
と減産遵守に自信を示した。
Posted by 松
追加利上げの必要性は残る、シカゴ連銀総裁
[要人発言]
シカゴ連銀ののモスコウ総裁は6日、地元の商工会議所で発言、
インフレリスクは依然として強く、FEDが追加利上げをする
必要性は残っているとの見方を示した。
FRBが金融政策の目標は労働コストの上昇を
押さえながら経済成長を持続させることし
指標としてGDPと労働生産性を挙げた。
7-9月期の労働生産性は著しく落ち込んだが
大きなトレンドの変化を意味しているのではないと分析、
労働コストの上昇圧力は強いが労働生産性が
スローダウンしない限り心配することはないという。
Posted by 松
低金利は永久に続かない、グリーンスパン前FRB議長
[要人発言]
グリーンスパン前FRB議長は6日、大手ブローカー
チャールス・シュワブが主催する会議で発言、
現在の低金利環境が永久に続くことはないとの見通しを述べた。
現在の景気については、「大幅にスローダウンしているが
一時的なものとしか言いようがない」と説明、
住宅市場についてはまだ底をつけた訳ではないが、
最悪期は既に脱していると分析した。
(住宅の)落ち込みがこれ以上GDPを押し下げることはないという。
また、長期金利が低水準にとどまっている理由として、
共産主義体制の崩壊と世界経済の枠組みの中に中国が
組み入れられた影響を挙げ、これらの要因は一時的なものであり、
低金利が永久的に続くことはないとした。
・・・あいかわらず難解な言葉遣いで苦労します
ロイターのサイトにも出ています
Posted by 松
市場安定なら50ドルまでの下落OK、アルジェリア石油相
[エネルギー]
アルジェリアのヘリル石油相は5日、中国アフリカサミットに
出席のため訪問中の北京でインタビューに答え、
もし市場が安定するのなら価格が1バレル50ドルまで
下がっても構わないと発言した。
重要なのは市場の安定であり、(絶対的な)価格水準ではないという。
もっとも、OPECの多くの加盟国は12月にナイジェリアで開かれる
臨時総会で追加減産を決定する必要性を感じており、
私もそれに同意するとも発言。減産には積極的な姿勢を示した。
Posted by 松
湾岸諸国石油相が8日に会合、石油市場などについて協議
[エネルギー]
ペルシャ湾岸の6カ国で構成される湾岸協力会議(GCC)によると、
加盟国の石油担当相は8日にアラブ首長国連邦のアブダビで会合を開くという。
これは12月に行われる首脳会合に先立って行われるもので、
現在の石油市場についての議論がなされる他、
近年石油需要が増えている湾岸地域における供給安定を図るための
話し合いがもたれる模様。
GCCのはサウジ、カタール、クウェート、UAEのOPEC加盟国と、
オマーン、バーレーンで構成される。
Posted by 松
地元住民の攻撃で石油供給施設が閉鎖、ナイジェリア
[エネルギー]
ナイジェリア政府関係者が6日に明らかにしたことろによると、
伊石油大手 Eni の子会社アジップ所有の石油供給施設が
地元住民の攻撃を受け稼動を停止したという。
停止した施設の規模等が現時点では明らかになっていない。
先週末に武装勢力が石油施設に対する大規模な攻撃を呼びかけた
矢先の事件だが、先の武装勢力との関係があるかどうかも
分からず、今のところ市場でもそれほど材料視されていない。(NY8:00現在)
Posted by 松
現在市場は明らかに供給過剰、OPEC議長
[エネルギー]
OPECのダウコル議長は6日、訪問先の韓国での記者会見で、
石油市場は明らかに供給過剰であり、
もしこのまま価格が低迷し在庫が高水準を維持するようなら
OPECは追加減産を行うだろうとの見通しを示した。
また、「まだ目に見えてはいないが、我々は既に行動を起こしている」と
減産の実施に対して懐疑的な見方があることに反論。
「今月の半ばにもなれば皆が信じることになるだろう」とも語った。
Posted by 松
2006年11月03日(金)
OPEC減産は米国の冬季需給に影響しない、EIA局長
[エネルギー]
米エネルギー省情報局(EIA)のカルーソ局長は3日、
OPECによる120万バレルの減産は冬季の米国内需給に
影響しないとの見通しを示した。
現在、中東から米国までの輸送に要する期間は
40日から50日で、11月1日からの減産が米国への
供給に影響するのは来月の半ば以降になると指摘。
現在在庫は十分にあることから、暖房需要期はおそらく
問題なく乗り切れるだろうとした。
・・・いかにもエネルギー省のお役人らしいご意見です。
Posted by 松
アップデート:雇用統計のサプライズを受けドル急反発、ドル円は118円台回復
[アップデート]
更新-NY11時30分
株:雇用統計を受けて買いが先行したもののすぐに息切れ、その後利食い売りが進みダウは1万2,000ドル割れ
ドル:雇用統計のサプライズに急伸、ドル円は118円台回復、ユーロドルは1.27ドル割れを試す展開に。
原油:反発、短期的に売られすぎ感が高まったのに加え、ナイジェリア武装勢力の施設攻撃予告が手がかりとされる。
金:雇用統計を嫌気し一時大きく売られたが、その後急速に買い戻されプラス圏を回復。
穀物・大豆:全体的に週末を控えポジション整理の売りが上値を押さえている。穀物は反落、大豆は何とかプラス圏を確保。
砂糖:材料難、週末ということで小動き。
コーヒー:続伸、ファンドの買いなどで一時は112セント台を突破。
Posted by 松
72時間以内に石油施設を退去せよ、ナイジェリア武装組織
[エネルギー]
ナイジェリアの武装組織、連合革命議会は3日、
石油企業に対して72時間以内に操業を中止し、
施設から退去するよう警告を発した模様。
このグループはニジェールデルタで
石油資源の確保を目指して活動を行っており、
この作戦を" Operation Black Novemver" と名付け、
今月から石油施設などに大規模な攻撃を仕掛けるとしている。
警告は通信社に対しe-mailで送られたという。
Posted by 松
12月に追加減産の可能性を示唆、OPEC事務総長
[エネルギー]
OPECのバーキンド事務総長は3日、もし10月の緊急総会で
決定した減産の効果が見られなければ、12月にナイジェリアで
開かれる臨時総会で追加減産をことになるとの見通しを示した。
もっとも、減産決定は今後の天候次第と、
北半球で気温が低下し暖房需要が増加するようなら
価格はこの先上昇するとの見方も示している。
OPECでは他にベネズエラ石油相が30万バレルの
追加減産を主張している。
この先更に原油価格が下がることになれば
こうした意見が現実味を帯びてくるだろう。
Posted by 松
10月失業率は4.4%に急落、非農業雇用数も強気
[経済指標]
久しぶりに強気の数字を見た気がします
ドル円はこれを受けて一気に118円台まで上昇しとります。
債券は急落です
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Posted by 松
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