2006年11月25日(土)
減産の判断は需給バランスに基づく、サウジ石油相
[エネルギー]
サウジのヌアイミ石油相は25日、石油市場は引き続き供給過剰にあり、追加減産を行う可能性は高いとの見通しを示した。もっとも、最終的な判断は12月のナイジェリア臨時総会で10月に決定した減産の影響を分析してからになるという。
OPECは市場の安定を求めており、それには需要と供給のバランスが取れていることが第一に考えるという。減産の決定は価格水準ではなく、あくまでも需給バランスに基づいて行うという。
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2006年11月24日(金)
CFTC建玉報告は27日発表
[サイト内ニュース]
サンクスギビングの祝日に伴い、毎週金曜に発表される
CFTC建玉報告は週明け27日に延期されます。
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インフレは依然として上方リスクが高い、ECB理事
[要人発言]
ECBのゴンザレス=パラモ理事は24日、マドリッドで開かれたビジネス会議でスピーチ、欧州のインフレは依然として上方リスクが高いとの認識を示した。2006年、07年共にインフレはECBが適正とする年率2%を上回る可能性が高く、ECBは引き続き「強い警戒感を維持する(strongly vigilant)」と、従来の主張を繰り返した。
インフレのリスク要因として、ドイツの増税とエネルギー価格の再上昇を挙げ、「ECBは物価の安定のためにどんなことでも行う」と、追加利上げの可能性を示唆した。
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最低でも50万バレルの追加減産、OPEC議長
[エネルギー]
OPECのダウコル議長は24日、ダウジョーンズの電話インタビューに答え、OPECは米国の石油在庫の積み増しを非常に懸念しており、ナイジェリアで開かれる次回総会では最低でも50万バレルの追加減産が決定されるとの見通しを示した。
自らが石油相を務めるナイジェリアの生産量については、武装勢力の攻撃が相次ぐなど国内情勢不安から日量180万バレル程度まで減少しており、現在の生産割当てを大きく下回っているとした。
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供給過剰が続けばOPEC総会で追加減産、カタール石油相
[エネルギー]
カタールのアティーヤ石油相は24日、来月ナイジェリアで開かれるOPEC臨時総会での追加減産決定について、(総会の時点で)現在のような供給過剰状態が続き、暖冬見通しが出ているようなら可能性は非常に高いとした。訪問先のインドでインタビューに答えた。
市場では投機的な動きが多く予測は難しいとした上で、OPECの目的は需給の適正なバランスを保つことであり、市場に供給不足を引き起こさないのと同様、供給過剰をもたらすことも避けなければならないとした。
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中国人民銀行副総裁発言でドル急落
[アップデート]
米国がサンクスギビングの祝日で流動性が低下している中、ドルが下げ足を速めている。
ユーロドルは一時05年4月以来となる1ユーロ1.31ドル台まで上昇、
ドル円も約2ヵ月半ぶりに116円を割り込んだ。
中国人民銀行副総裁が、「東南アジアの中央銀行は巨額のドル資産を保有しており、
ドル下落のリスクを抱えている」との見方を示し、アジア中銀のドル資産離れが
進むとの見方につながった。
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伊Eni、ナイジェリアで日量6万バレルの出荷不履行を宣言
[エネルギー]
伊石油大手 Eni は24日、ナイジェリア子会社のアジップが運営するオコノ/オクポノ油田の海上施設が武装勢力の攻撃を受け生産を停止したことに伴い、顧客に対し日量6万バレルの出荷不履行を宣言した。ナイジェリアでは現在、日量70万バレル近い生産が攻撃による施設の損傷や警備上の問題から停止していると見られる。
・・・施設が武装勢力に攻撃され、職員7名が人質にされた時点から生産停止は確実なのですが、こうして正式に出荷不履行が宣言されると市場も改めて反応するものです。
Posted by 松
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