2008年3月19日(水)
パッシブからアクティブへ [いろいろ]
おとといのセントパトリックデーもすごかったけど、
今日はそれに輪を掛けて売り一色で真っ赤っかの日になってしもた。
なんちゅうても、金は一時60ドル以上も値下がり、一日の下げ幅としては
28年ぶりの大きさらしいから、1980年以来っちゅうことになるね。
バーナンキさんは頑張って大幅利下げを続けてるけど、肝心の金融機関が
ヘッジファンドやブローカーへの貸し出しを厳しくして引き締めを図ってるから、
マーケットの流動性がどんどん低下している。
それだけ、目一杯相場を張ってたところが多かったということなんかな。
今のような状況に逆らってもどうすることも出来んし、
ただただ手仕舞い売りの嵐が過ぎ去るのを待つしかない。
問題はその後や。
これまでは猫も杓子も商品市場に資金をつぎ込む、
一大ブームが起こってたわけやけど。
今回で痛い目に遭った人も多いやろし、
ちょっとはそうした熱も冷めるかな。
とはいうても、FEDの金融緩和はまだまだ続きそうやし
余った資金は結局は商品にやってくることになんねんやろね。
お金は持ってるけど、今まではたいに何も考えんと
原油やコーンを買うわけにもいかん。
理想的なんは、ほなもうちょっと相場のことを調べましょか、
という方向に進むこと。
指数ファンドなんかのパッシブ系から、アクティブ系に資金が動いてくれればええ。
最近はショート専門のETFまで出来てるし、直接先物をトレードせんでも
なんか方法はあるやろう。
ここしばらくは需給を細かく分析しても、ほとんど何の役にも立たんかったけど、
これからはもうちょっとファンダメンタルズを反映した相場になって欲しいね。
なんも考えんと買うだけで儲かる相場もええけれども、
やっぱり勉強したなりの成果が出てくれる方が嬉しいもんや。
早くそういう相場が戻ってくることを祈って、
これからも頑張りましょか。
Posted by 松