2007年08月31日(金)
経済の悪化を食い止めるため必要な行動を取る、FRB議長
[要人発言]
バーナンキFRB議長は31日、ワイオミング州ジャクソンホールで開かれたカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウムで講演、FOMCは引き続き市場の動向を注視し、金融市場の崩壊につながるような経済の悪化を食い止めるため、必要な行動を取る意向を示した。
住宅市場については、住宅建設の伸び悩みや販売に対する在庫の比率が急速に上昇している状況を考えれば、一段と悪化する可能性があると指摘。サブプライムローンを中心にローンの貸し出し条件が厳しくなっていることが、目先の住宅需要を更に悪化させる可能性があるとした。
今後の金融政策については、FEDは投資家や資金の貸し手が彼らの金融的判断に基づいておこなった行動に対して救済の手を差し伸べる責任はないとするものの、金融市場がそれ以外の市場まで波及するようならば、金融政策の決定段階においてそれを考慮に入れるべきだとした。
足元の指標は夏にかけて経済が穏やかに拡大していることを示しているものの、過去の指標は以前よりも経済の見通しを立てる上で役に立たなくなっていると指摘。結果的として最新の経済指標や日々の業界や銀行とのやり取りによって得た情報を重要視していくことになるという。
Posted by 松 8/31/07 - 10:41



