中国石油天然気集団（CNPC）は3日遅く、同国北東部の渤海湾で大規模油田を発見したことを明らかにした。油田は陸上と改定にまたがって存在しており、確認埋蔵量は4億507万トン（5,526万バレル）。天然ガス1,401億立方メートル分をあわせると、原油換算で73億3,000万バレルに上るという。

米労働省が発表した雇用統計によると、4月の非農業雇用数は前月から8万8,000人増加、市場予想を下回る伸びにとどまった。失業率は4.46%と前月から0.06ポイント上昇、時間あたり賃金は0.23%上昇した。

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バーチャルメタルと三井貴金属が4日に発表したヘッジブックによると、07年1-3月期の産金業者によるヘッジ量は3,670万オンスと前期に比べ390万オンス減少した。ヘッジ量は20-四半期連続で減少、01年7-9月期に比べ64%少なくなった。バリックゴールドは06年のプレーサードーム買収に伴うヘッジはずしが続いており、今期も130万オンスのヘッジポジションを解消した。バリックの他合計で40社がヘッジを解消する一方、ヘッジポジションを増やしたのは5社にとどまっている。2007年全体では800万から1,100万オンスのヘッジはずしが進むと予想、前年の1,320万オンスからは減少するものの、当初予想の780万オンスからは上方修正された。

伊石油大手Eniの広報担当者は4日、前日ナイジェリアで石油作業船が攻撃を受けたことで停止した日量6万5,000バレルの生産について、現時点で再開の見通しが経っていないことを明らかにした。作業船は海底油田からの原油を処理し貯蔵する役割を担っており、攻撃による損傷はないものの、オクポホおよびオコノ油田からの原油供給は停止している。

今週にはこの他にもシェブロンの施設が攻撃を受け日量1万5,000バレルが停止した。現時点でのナイジェリアにおける生産停止は、合計で65万1,000バレルに達している。

1日からカンザス州内でクロップツアーを行っていた小麦品質評議会（WQC）は3日、2007年度のカンザス州冬小麦生産見通しを発表した。イールドは前年の1エーカー32ブッシェル(USDA発表)から41ブッシェルに上昇。生産は3億9,270万ブッシェルと前年の2億9,120万ブッシェルから34.9%増加する。前年のツアーにおける推定はイールドが37.3ブッシェル、生産が3億1,920万ブッシェルだった。

ツアーでは州内の約9割に当たる合計447の農場を調査、初日の東部から中央部にかけては4月初めの寒波の被害がかなり大きかったものの、西に移動するに連れ状況が好転。西部での作柄は予想以上に良かったという。

伊石油大手 Eni は3日、朝方武装勢力に攻撃を受けた石油作業船から誘拐された職員6名がすぐに釈放されたことを明らかにした。犯行声明を出しているニジェールデルタ解放運動（MEND）の広報担当社はダウジョーンズ社の取材に対し、現時点でこれ以上の人質はいらないと、即時釈放を命令したと答えている。

米供給管理協会（ISM)が発表した4月の非製造業景況感指数は56.0と前月から3.6ポイント上昇、市場予想も上回った。

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農務省が発表した4月26日までの週の輸出成約高は小麦とコーンが前週から50％近く減少、市場予想も下回る一方、大豆は40%以上増加、予想も上回った。

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米労働省が発表した1-3月期の労働生産性は前期比年率で1.74%上昇、市場予想を大きく上回った。単位労働コストが同0.58%上昇と低い伸びにとどまったのが主な要因。

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米労働省が発表した4月28日までの週の失業保険新規申請件数は30万5,000件と前週から2万1,000件減少した。市場予想も下回った。

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伊石油大手Eniは3日、ナイジェリア南部で操業中の石油作業船が武装勢力の攻撃を受け、職員何名かが誘拐されたことを明らかにした。当時船上には85名の職員がいたという。この攻撃による石油生産への影響など、詳細はまだ分かっていない。