米農務省（USDA）は8日に発表したコーヒー需給推定で、07/08年度の世界コーヒー生産を1億1,890袋と前年比で9.5%減少するとの見通しを示した。生産国の期末在庫は1,682.4万袋と前年から554万袋取り崩され、過去最低の水準に落ち込むという。

ブラジルの生産は前年比22.5%減の3,620万袋と推定、アラビカ種が2,565万袋と28.85減少する一方、ロブスタ種は1.4%減の1,055万袋にとどまる。推定はブラジル農務省（CONAB）の公式推定の3,207万袋を大きく上回り、地理統計局（IBGE）のそれに近いものとなっている。ベトナムの生産は1,767万袋と前年から5.0%減少する。

米商務省が発表した4月の貿易赤字は584億9,500万ドルの赤字と前月から大きく赤字幅が縮小した。市場予想の635億ドルも下回った。食品や一般消費財などを中心に輸入が大幅に減少したのが赤字縮小の主な要因。

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インドのパワール農業相は7日、国内の製糖所が輸出用砂糖の備蓄を許可されるとの見通しを示した。今後2週間以内に内閣で審議されるという。備蓄は国内需要が逼迫した場合でも輸出成約の履行を保障し、輸出国としての地位を確立させるのが狙い。詳細は明らかにしなかったが、政府は新たな輸出奨励策も検討しているという。

また、国内の砂糖生産は既に2,700万トンを超えており、今後数ヶ月で更に80万から100万トンの生産が見込まれているとした。

米国勢調査局が発表した4月の卸売在庫は前月比で0.28%増加した。市場予想をやや下回る弱気の結果となった。

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米労働省が発表した6月2日までの週の失業保険新規申請件数は30万9,000件と前週から1,000件減少、市場予想も下回るやや強気の結果となった。

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農務省が発表した5月31日までの週の輸出成約高は小麦、コーン、大豆とも前週から大きく減少した。コーンは市場予想もやや下回った。

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ニュークレスト・マイニングのスミスCEOは、将来M&Aを進める際に有利に働くとの視点から、現在有している金のヘッジポジションの一部、あるいは全てを清算する選択肢を検討していることを明らかにした。ニュークレストは現時点で今後5年半に渡って70万オンスのヘッジポジションを有しているが、これに伴う負債が他の鉱山などの買収を行う際の足かせになる恐れがあるという。