カンザス州の農業局長官は17日、数日間続いた寒波による州内の冬小麦生産は大幅に減少するとの見通しを示した。被害状況が明らかになるには後1週間から10日は掛かるとしながらも、大幅な落ち込みは避けられないという。州統計局が16日に発表したデータでは、寒波の被害を免れたのは州内の31%に過ぎず、18%には深刻なダメージが見られるとしている。統計局は5月1日頃に聞き取り調査を実施する予定。

米エネルギー省が発表した13日までの週の石油在庫統計では、原油在庫が前週比で99.4万バレル、ガソリン在庫が271.8万バレルそれぞれ減少と強気の内容。一方で製油所稼働率は2.04ポイント上昇、90.41%と1月初め以来で90%台を回復した。

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ナイジェリアのダウコルエネルギー相は18日、ロンドンで開かれた今年度の同国石油開発権の説明会で発言、この先需要が増加すればいずれかの時点でOPECが生産枠を引き上げることになるとの見方を示した。また、生産再開が噂されているフォルカドス油田については、5月末までに生産ラインに乗ってくる可能性があるとした。

・・・ OPECの生産枠引き上げは、フォルカドス油田の生産が近々再開することを踏まえた発言か。日量38万バレルとされる同油田の生産が再開すれば、ナイジェリアの生産がOPECの割当枠を大きく上回るのは必至、今のうちに布石を打っておこうということなのだろう。

イランのハマネ石油相は18日、テヘランで開かれた石油ガス会議でインタビューに答え、現在の価格水準でOPECが緊急総会を開く可能性は低いとの見方を述べた。現在価格は的安定しているものの、OPECが目標としているだけの水準には達していないという。OPECの減産目標は加盟国によって必ずしも100%遵守されているわけではないが、比較的良い状況にあり価格安定につながっているとした。価格上昇を受け、生産を増やしていることもないという。

米モーゲージ・バンカーズ協会（MBA)が発表した4月13日までの週の住宅ローン申請指数は前週から2.47%、7週ぶりの水準に低下した。

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プラチナ生産の最大手である南アフリカのアングロプラチナは17日、スイスのチューリッヒ・カントナルバンク(ZKB)が発表したプラチナETFの上場に反対の立場を取り、ETFに対してプラチナの供給を行わないとの意向を示した。ETF上場によって供給が極端に不足し価格が急騰することを強く懸念しており、他の生産者もETFをサポートするとは思わないという。

米連邦制度準備理事会（FRB)が発表した3月の鉱工業生産指数は前月比で0.16%低下、市場予想も下回った。設備稼働率は81.37%と前月から0.27ポイント低下した。

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米国勢調査局が発表した3月の新規住宅着工件数は151.8万戸と前月から0.80%増加、市場予想も上回った。先行指標となる建築許可件数も予想を上回り、前月から0.78%負rた。

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米労働省が発表した3月の消費者物価指数（CPI)は前月比で0.61%上昇、ほぼ市場予想通りの結果となった。エネルギー価格が5.93%と大きく上昇、全体を押し上げた。エネルギーと食品を除くコア指数は0.06%の上昇と市場予想を下回る低い伸びにとどまった。

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