2007年07月23日(月)
来月の総会で生産量を引き上げる理由はない、OPEC調査部長
[エネルギー]
OPECのクァバザード調査部部長は23日、ダウジョーンズのインタビューに答え、原油の適正価格は1バレル60-65ドルとの見方を示した。どの指標を示しているかについては明らかにしなかった。現在価格は非常に高い水準にあるが、上昇の背景には製油所の能力不足の問題と投機的な資金の流入があると指摘。市場には十分な原油があり、OPECが来月の総会で生産量を引き上げる理由はないとした。今のところこれ以上の需要はなく、増産しても在庫が積み上がるだけだという。
Posted by 松