2010年01月19日(火)
2010年石油価格、70-80ドルで推移見通し・IEA幹部
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)の幹部は19日に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、2010年の石油価格が1バレル 70-80ドルで推移する見通しを示した。世界の景気後退終焉に伴い需給回復は緩やかとの見方である。同氏は需要、供給ともに日量8500万-8600万バレルと見越し、価格を大きく動かすことはないだろうという。
同氏はこのほか、景気回復を背景に石油投資の増加を見込んでいることを明かした。2009年には約19%落ち込んだが、今年は4100億ドルに増えるだろうという。ただ、平均的な投資は5000億ドルともしている。
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2010年01月15日(金)
IEA、2010年世界石油需要を日量8,630万バレルと推定
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、2010年度の世界石油需要を日量8,630万バレルと推定した。2009年度の見通しは日量8,490万バレルで、どちらも前月からほぼ据え置きとなっている。前年比では2009年が130万バレル、1.5%の減少だったのに対し2010年は140万バレル、1.7%の増加となる。アジアの需要増が引き続き全体を主導している一方、OECD諸国の需要は最近の寒波にもかかわらず、低迷が続いているという。
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