2010年01月14日(木)
2009年米住宅差し押さえ件数、過去最高更新
[金融・経済]
米不動産情報のリアルティトラックによると、2009年の米住宅差し押さえ件数は前年比21.21.%増の282万4674件となった。12月だけで34万9519件。前月から13.99%増えて、プラス転換である。また、12月は前年同月比15.20%増加した。
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2010年産ドイツ冬小麦作付、前年比2.8%増えて統合以来最大に
[穀物・大豆]
ドイツ統計局は14日、2010年産冬小麦の作付がドイツ統合以来最大になると発表した。当局によると、作付推定は前年比2.8%増の327万ヘクタール。
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12月小売売上高0.27%減少、予想外のマイナス転落
[経済指標]
米商務省によると、2009年12月の小売売上高は前月比0.27%減少した。予想外に3ヶ月ぶりのマイナス転落である。なお、11月の伸び率は速報の1.29%から1.82%に改定。
カテゴリー別にはまちまちだった。電気機器が2.59%落ち込み、自動車及び部品が0.81%ダウン。衣料品や食品、外食サービス、建設資材・造園、衣料品も落ちた。総合小売店が前月割れだが、デパートに限ると横ばい。増加ではスポーツ・趣味・音楽が1.65%と最も大幅アップ。通販など無店舗販売、ガソリンスタンドも1%を超える前月比プラスだった。健康関連、家具も前月を上回った。一方、
小売売上高は自動車関連を除くと0.16%減り、こちらも予想に反しての前月比マイナスである。ガソリンを除いて0.41%、自動車とガソリンを除くと0.32%それぞれ減少した。
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失業保険新規申請件数44.4万件、市場予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した1月9日までの週の失業保険新規申請件数は44万4000件となり、市場予想を上回った。前週比1万1000件、2週連続増加である。なお、前週の申請件数は速報の43万4000件から43万3000件に改定。また、昨年12月26日時点での申請件数が43万2000件とやはり従来推定より1000件少なくなった。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は9日時点で44万750件だった。前週の44万9720件(修正値)から19週間続けての減少。直近週の4週平均は2008年8月30日までの週以来の低水準である。
失業保険の継続受給件数は2日時点で459万6000件と、2009年1月10日以来の低水準となった。前週から21万1000件と4週連続で減少している。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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2010年01月13日(水)
米経済活動、12地区中10地区で改善・FRBベージュブック
[経済指標]
米連邦準備理事会(FRB)は13日に発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、経済活動は低水準と評価しながらも、昨年12月に発表した前回報告より緩やかな改善が進んだとの見解を示した。また、回復の地域も広がっているといい、12連銀中10連銀が経済活動の伸びあるいは立ち直りをレポート。フィラデルフィアとリッチモンド地区だけまだら模様とした。前回の報告では8行が管轄地区内の活動拡大や改善を伝えたことを取り上げ、情勢改善を強調する。
今回のベージュブックは1月4日までに収集した情報データをもとにフィラデルフィア連銀が取りまとめた。1月26-27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合での政策決定における討議資料となる。
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金価格、投資需要増加で2010年に最高値更新見通し・GFMS
[メタル]
ゴールドフィールズ・ミネラルサービス(GFMS)は13日、2010年に金価格が最高値を更新する見通しを発表した。世界的な景気てこ入れの金融緩和政策が財政赤字やインフレ懸念を強め、金の投資需要増加につながるのを見越す。同社によると、2009年に投資需要は前年の2倍を超える1829トンとなり、30年ぶりに宝飾需要を超えた。2010年前半にかけて投資需要は一段と上向くとの見方。2010年4-6月期までに1オンス1200ドルを超える可能性があるとした。
GFMSによると、2009年の宝飾需要は前年を23%下回った。金鉱生産は6%増加。中国の生産が世界最大規模を維持し、オーストラリアが南アフリカを抜いて世界2位の生産国になった。
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ロシア、14日にベラルーシへの石油輸送停止の可能性
[エネルギー]
ロシアの国営トランスネフチは13日、ロシアとベラルーシの価格を巡る係争が収まらなければベラルーシへの石油輸送が 14日に停止することを明かした。ロシアは昨年12月31日に契約期限が切れて以来、ベラルーシ最大の製油所への輸送を減らし始めている。このうち約 10%は欧州向けだが、欧州への供給は通常通りとコメント。このほか、ベラルーシで2番目に規模の大きい製油所への輸送は約1週間続く見通しという。
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インド政府、国内食品価格の上昇抑制向けて複数の対策案承認
[砂糖]
インドのパワール農相は12日、国内の食品価格上昇を抑えるのを目的に複数の対策案を承認したと発表した。一つは白糖の免税輸入期限を従来の3月31日から12月31日に延長。また、国内で2番目に生産規模の大きいウッタルプラデシュ州の製糖所に州外で輸入粗糖の加工を許可する。
このほか、穀物備蓄の放出計画も明かした。向こう2ヶ月間に小麦50万トンとコメ20万トンを国営エージェントを通じて売却するという。
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09/10年度仏軟質小麦生産推定再び引き下げ・FranceAgriMer
[穀物・大豆]
フランス政府機関FranceAgriMerは12日、2009/10年度の国内軟質小麦生産推定を再び引き下げたことを発表した。前年比2.4%減の3606万4000トンと見越しており、これは従来の3650万2000トンから修正である。2009/10年度コーン生産は1478万6000トンから1497万8000トンに改定。12月の報告で引き下げた以上の上方修正だが、前年比は4.4%減とマイナスの見方を維持。
2009/10 年度の輸出見通しについては、小麦の欧州連合(EU)向けを702万6000トンから引き下げて693万トンとした。EU圏外向けは875万トンで据え置き。コーンはEU 内で従来の651万トン見通しを684万5000トンに上方修正しながら、圏外向けは5万トンと小麦同様に修正なしである。
小麦の期末在庫を354万1000トンから405万2000トンに引き上げた。前年度の309万6000トンを上回る見方だ。コーン在庫は一年前の234万 2000トンから縮小して204万1000トンと見通す。こちらは前月時点での予測223万9000トンより下方修正だ。
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