2010年01月05日(火)
2009/10年度ブラジル大豆生産推定引き上げの可能性・CONAB
[穀物・大豆]
ブラジル農務省商品供給公社(CONAB)のアナリストは5日に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、2009/10年度の国内大豆生産推定を引き上げる可能性が強いことを明かした。12月時点で6460万トンを見越していたが、天気に恵まれ、また肥料の使用量も増えたことを理由にしている。同氏は昨年の対ドルでのレアル上昇で、輸入肥料などが買いやすくなったと説明。ただ、具体的な新しい推定は触れなかった。
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11月住宅販売ペンディング指数16.01%低下、予想以上の下げ
[経済指標]
全米不動産協会(NAR)が発表した2009年11月の住宅販売ペンディング指数は前月比16.01%低下した。1月以来、10ヶ月ぶりのマイナス転落であり、また市場が予想していた以上の下げである。この結果、指数は96.0と5ヶ月ぶりの低水準となった。
全ての市場で前月割れであり、北東部25.75%、中西部が25.66%とそれぞれ2割を超える落ち込みだった。南部は15.03%ダウンで、西部だけが 2.73%と限定的なマイナス。住宅販売ペンディング指数は一年前と比較すると15.47%上がった。全市場で前年同月を上回り、伸び率は西部の 21.42%が最高だ。北部等と南部が揃って15%近く上がり、中西部が9.22%のプラス。
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インド南部カルナタカ州の砂糖生産、12月時点で前年を8.6%下回る
[砂糖]
業界幹部が5日にダウジョーンズの取材に対して明らかにしたところによると、インド南部にあるカルナタカ州では、砂糖生産が09/10年度が始まった昨年10月から12月末までで87万7,000トンと前年同期を8.6%下回っているという。砂糖きびの収穫は同期間で 862万トンと、やはり前年を8.6%下回っている。製糖所の稼働率が上がってきたことを受け、砂糖生産は今後遅れを取り戻すと見られる。同州の生産は国内第三位で、今年度は前年の166万トンを上回る190万トンの生産が見込まれている。
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2010年01月04日(月)
OPECの12月生産は前月から6.5万バレル増加、ブルームバーグ
[エネルギー]
ブルームバーグが4日に明らかにした調査結果によると、12月のOPEC産油量は日量2,895万5,000バレルと前月から6.5万バレル増加した。ナイジェリアの生産が10万バレル増えたほか、クウェートも3.5万バレル増加。一方イラクの生産は5万バレル、サウジも 4万バレル減少した、イラクを除く11ヶ国の生産量は日量2,661万5,000バレルと、2008年12月のナイジェリア総会で決定した生産枠を180 万バレル弱上回っている。
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12月ISM製造業指数は55.9に上昇、予想も上回る
[経済指標]
米供給管理協会(ISM)によると、2009年12月の製造業景況感指数は55.9となった。前月の53.6から上昇。この結果、5ヶ月連続して好不調の分岐点である50を超えての推移となり、しかも12月は2006年4月以来の高水準だ。市場予想も上回った。
18 ある産業のうち12月にビジネス拡大を報告したのはアパレル・皮革、石油関連、コンピューター機器など9で、前月より3つ少ない。不調だった産業が7つ。指数がISMも製造業回復が続いていると評価する一方で、なお情勢の厳しい製造業があることを認識している。
新規受注が前月の60.3から65.5に上がった。これは2004年12月以来、ちょうど5年ぶりの高水準だ。生産は61.8で、前月の59.9を上回った。ISMは受注や生産改善について、在庫調整が進んだ結果と分析。顧客の在庫水準の評価をベースにした指数が前月から2ポイント下がって35となり、 1997年1月に算出が始まってから最低を記録したのを指摘している。
雇用が52.0となった。3ヶ月連続して50台で推移。また、前月の50.8よりアップである。在庫は41.3から43.4に上昇。一方、受注残は2ポイント下がって50.0と7月以来で横ばいを意味する水準となった。輸出は前月より1.5ポイント低い54.5で、これも7月以来の低水準である。価格指数は61.5だった。前月の55.0から上がり、2ヶ月ぶりに60を超えた。
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11月建設支出は前月比0.61%減少、予想以上の落ち込み
[経済指標]
米商務省によると、2009年11月の建設支出は前月比0.61%減少した。予想以上に落ち込んだ。また、9-10月のデータ修正により10月の前月比が速報で0.04%増だったのから0.53%減に改定。この結果、支出は11月まで7ヶ月連続ダウンとなる。
11 月の住宅建設支出は前月から1.56%減った。10月に4.55%増(修正値)だったのからマイナス転落。商業建設では0.22%、7ヶ月連続減少。ただし、前月の2.48%(同)より減少ペースは鈍い。16ある項目のうち9項目が前月を下回り、高速道路、医療関連、娯楽の減少が特に大きい。反面、水源が 1割近く伸び、下水道や宗教の増加も目立つ。
民間部門は0.73%減少した。住宅が1.65%、商業施設は0.03%それぞれ前月よりダウン。公共部門は前月を0.38%下回った。住宅が1.24%増えた一方、商業用が0.43%のマイナス。
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