2010年01月26日(火)
2010年度米財政赤字、1兆3490億ドルと史上2番目の大幅赤字予測
[金融・経済]
米議会予算局(CBO)は26日、2010会計年度(10-9月)の財政赤字が1兆3490億ドルになるとの見通しを発表した。2009年度に記録した過去最大の赤字1兆4140億ドルに次いで史上2番目に大きな赤字幅である。財政赤字が占める実質国内総生産(GDP)の比率は2009年度に9.9%、 2010年度に9.2%となる見通しだ。
Posted by 直
2009/10年度ホンジュラスコーヒー生産、18日時点で3.9%減
[コーヒー]
ホンジュラスコーヒー協会は26日、2009/10年度コーヒー生産が年初10月から今年1月18日までで33万8265袋になったと発表した。前年同期比3.9%減少。今年度は近年で最もペースの遅い収穫という。
Posted by 直
ブラジル中部・南部砂糖きび圧搾、16日時点で前年比5.49%増
[砂糖]
ブラジル砂糖きび生産者協会(Unica)は26日、2009/10年度の中部・南部砂糖きび圧搾が1月16日時点で前年同期を5.49%上回る5億2700万トンになったと発表した。1月前半だけで約380万トンという。16日までの砂糖生産は前年同期を6.5%上回る 2830万トンで、エタノール生産はこれまでのところ229億リットルで、前年を7.5%下回るという。1月前半の砂糖生産は6万8800トン、エタノールは1億7550万リットルだった。
Posted by 直
12月消費者信頼感指数は55.9に上昇、予想も上回る
[経済指標]
米有力シンクタンクのカンファレンス・ボードによると、1月の消費者信頼感指数は55.9となった。昨年12月の53.6(修正値)から3ヶ月連続上昇。市場予想も上回った。向こう半年後を占う期待指数は前月の75.9(同)から76.5にアップ。現状指数が一ヶ月前の20.2(同)を上回る25.0だった。
カンファレンス・ボードの調査担当者は、消費者信頼感指数の上昇は足元の情勢改善が背景にあると分析する。ただ、短期見通しもやや前向きになったといえ、著しい活動拡大の見通しではないとも指摘。所得見通しにしても、前月ほど弱気ではないながら、依然として悲観派が楽観派を上回っているとコメントした。
この調査は全米5,000世帯に対する聞き取り調査の形で行われる。本日発表した結果は19日までに集計したデータに基づいたものである。
Posted by 直
09/10年度ブラジル大豆生産見通し上方修正・ABIOVE
[穀物・大豆]
ブラジル油種加工業協会(ABIOVE)は26日、2009/10年度の大豆生産見通し上方修正を発表した。最新予測は6520万トンで、前月時点で見越していた6340万トンから引き上げ。2008/09年度の推定も5690万トンから5720万トンに改定。
2009/10年度の輸出見通しは2580万トンから2710万トンに引き上げた。大豆圧搾については、2008/09年度の推定を従来の2950万トンで3030万トンに改定し、2009/10年度の見通しは3220万トンで据え置き。
Posted by 直
2010年01月25日(月)
米企業、業種超えて2010年の景気拡大シナリオで事業計画
[金融・経済]
米ビジネス経済協会(NABE)が25日に発表した四半期ごとのビジネス調査によると、米企業は業種を超えて2010年の景気拡大シナリオに基づいて事業計画している。昨年12月18日から今年1月7日にかけて75のメンバー企業を対象に行った調査では、全体の61%が 2010年の実質国内総生産(GDP)増加回復を見込む。これは昨年10月の前回調査で45%だったのからアップした。
ビジネス需要については製造業や金融・保険・不動産(FIRE)、サービス業が拡大の加速を見通す。一方、輸送・公益・情報(TUIC)は減少予想だが、一年前より著しいペース鈍化をみているという。
Posted by 直
週末の原油流出事故で閉鎖のテキサス州水路、再開時期未定
[エネルギー]
米沿岸警備隊は25日、原油流出事故によって閉鎖されているテキサス州南部ポートアーサーのサビーヌ水路再開時期は、今のところ未定であることを明らかにした。同水路は23日朝にポートアーサー港近くのサビーヌ川でエクソンモービルがチャーターしたタンカーがはしけと衝突し、約46万ガロンの原油が流出したことを受けて閉鎖された。現場では原油の回収作業が行われており、25日朝の時点で22万53ガロンが回収済みという。
エクソンのタンカーはテキサス州ボーモンの製油所に向かっていた。エクソンでは事故により製油所の稼働に影響することはないだろうとコメントしている。
Posted by 直
12月中古住宅販売は前月比16.67%減、予想大きく下回る
[経済指標]
全米不動産協会によると、2009年12月の一戸建てとコンドミニアムあわせた中古住宅販売は年率換算で前月比16.67%減の545万戸となった。4ヶ月ぶりの低水準で、市場予想も下回っている。なお、11月の販売件数は速報の654万戸から修正なし。
全ての市場が前月から落ち、最も減少がきつかったのが中西部で25.81%だった。北東部と南部も19.47%、16.25%とそれぞれ1割を超えるマイナス。西部だけ4.83%と他市場に比べて小幅ダウンだ。一方、前年比較すると全体で14.98%増加した。これで6ヶ月連続の前年比プラス。北東部の 21.33%と市場別で最大のプラスとなり、南部と西部が約15%増となった。中西部は8.49%アップ。
住宅ストックは前月比6.59%減の328万9000戸だった。ただ、販売がさらに大きな減少だったため、ストック/販売比率は7.2ヶ月と前月の6.5ヶ月(修正値)から上昇。3ヶ月ぶりの高水準になる。
販売価格は中央値で17万8300ドルだった。前年同月と比べて1.48%上がり、4市場のうち南部以外はいずれも前年比プラス。北東部で3.16%高く、西部では2.74%、中西部1.78%それぞれ上昇した。南部は0.98%のマイナス。平均値にすると4市場軒並みアップで、全体で一年前を3.58%上回った。
Posted by 直
中国、2015年までに砂糖1700万トンに増産計画
[砂糖]
中国農務部は25日、2015年までに国内で砂糖収穫を1700万トンに引き上げる計画を発表した。砂糖きびとビートの作付は90%、10%の割合で193万ヘクタールに安定化を狙っているという。中国の2008/09年生産は1243万トンとなり、2009/10年度に関すると中国砂糖協会は減反と天候要因から1200万トンに減少を見越している。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】