2010年01月15日(金)
2009/10年度ブラジル中南部砂糖きび収穫、2480万トンと推定
[砂糖]
ブラジル農業顧問データグロのは15日、 2009/10年度の国内中南部砂糖きび収穫について2840万トンとの推定を発表した。前年比6.4%増加を見越しているが、6月から雨が影響を及ぼしており、シーズン初めの見通し3200万トンを下回る見方だ。
2009/10 年度のエタノール生産は前年から8.8%減少して229億リットルとみる。砂糖きびのイールド低下に加え、価格上昇で砂糖生産志向が高まったのも前年割れの背景にある。中南部の砂糖きび圧搾は前年から4.5%増えて5億2770万トン、ブラジル全体で一年前を3.6%上回る5億8970万トンと推定。また、国内の砂糖生産が全体で6.5%増の3300万トン、エタノールは9.1%減の250億リットルと見越す。
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1月ロイター/ミシガン大消費者指数72.8、予想下回る
[経済指標]
1月のロイター/ミシガン大消費者指数は72.8となった。前月の72.5より僅かに高いだけで、市場予想も下回る。6ヵ月後を占う期待指数が前月の68.9から67.5 に低下。現状指数は81.0で、こちらは前月の78.0より上昇した。
インフレ予測は1年後と5年後の上昇率いずれも2.8%となった。前月の2.5%。2.7%からそれぞれアップである。
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南ア金鉱山で労働者スト3日目突入
[メタル]
南アフリカ北西部でKalgold鉱山ストライキが3日目に突入した。ストはハーモニー・ゴールド・マイニングとの労使交渉を巡って発生。地元最大の労働組合によると、200人以上の労働者はハーモニー社の10%の賃上げ案を上回る15%を要請して13日にストを開始した。Kalgold鉱山では年間6万4784トンの金を生産する。
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IEA、2010年世界石油需要を日量8,630万バレルと推定
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、2010年度の世界石油需要を日量8,630万バレルと推定した。2009年度の見通しは日量8,490万バレルで、どちらも前月からほぼ据え置きとなっている。前年比では2009年が130万バレル、1.5%の減少だったのに対し2010年は140万バレル、1.7%の増加となる。アジアの需要増が引き続き全体を主導している一方、OECD諸国の需要は最近の寒波にもかかわらず、低迷が続いているという。
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2010年01月14日(木)
2009年米住宅差し押さえ件数、過去最高更新
[金融・経済]
米不動産情報のリアルティトラックによると、2009年の米住宅差し押さえ件数は前年比21.21.%増の282万4674件となった。12月だけで34万9519件。前月から13.99%増えて、プラス転換である。また、12月は前年同月比15.20%増加した。
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2010年産ドイツ冬小麦作付、前年比2.8%増えて統合以来最大に
[穀物・大豆]
ドイツ統計局は14日、2010年産冬小麦の作付がドイツ統合以来最大になると発表した。当局によると、作付推定は前年比2.8%増の327万ヘクタール。
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12月小売売上高0.27%減少、予想外のマイナス転落
[経済指標]
米商務省によると、2009年12月の小売売上高は前月比0.27%減少した。予想外に3ヶ月ぶりのマイナス転落である。なお、11月の伸び率は速報の1.29%から1.82%に改定。
カテゴリー別にはまちまちだった。電気機器が2.59%落ち込み、自動車及び部品が0.81%ダウン。衣料品や食品、外食サービス、建設資材・造園、衣料品も落ちた。総合小売店が前月割れだが、デパートに限ると横ばい。増加ではスポーツ・趣味・音楽が1.65%と最も大幅アップ。通販など無店舗販売、ガソリンスタンドも1%を超える前月比プラスだった。健康関連、家具も前月を上回った。一方、
小売売上高は自動車関連を除くと0.16%減り、こちらも予想に反しての前月比マイナスである。ガソリンを除いて0.41%、自動車とガソリンを除くと0.32%それぞれ減少した。
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失業保険新規申請件数44.4万件、市場予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した1月9日までの週の失業保険新規申請件数は44万4000件となり、市場予想を上回った。前週比1万1000件、2週連続増加である。なお、前週の申請件数は速報の43万4000件から43万3000件に改定。また、昨年12月26日時点での申請件数が43万2000件とやはり従来推定より1000件少なくなった。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は9日時点で44万750件だった。前週の44万9720件(修正値)から19週間続けての減少。直近週の4週平均は2008年8月30日までの週以来の低水準である。
失業保険の継続受給件数は2日時点で459万6000件と、2009年1月10日以来の低水準となった。前週から21万1000件と4週連続で減少している。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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