2010年01月28日(木)
失業保険申請件数は前週から8,000件減少、予想は上回る
[経済指標]
米労働省が発表した1月23日までの週の失業保険新規申請件数は47万件となった。前週比8000件減少で、4週間ぶりのマイナス転落である。しかし、市場予想は上回った。なお、前週の申請件数が速報の48万2000件から47万8000件に下方修正。9日までの週の申請件数は44万4000件に改定で、これは従来推定の44万6000件より少ない。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は23日時点で45万6250件だった。前週の44万6750件(修正値)から2週続けてアップ。昨年12月26日までの週以来の高水準になった。
失業保険の継続受給件数は16日時点で460万2000件となった。前週から5万7000件減って、2009年1月10日以来の低水準だ。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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2010年01月27日(水)
12月の新築住宅販売は前月比で7.57%減少、予想も下回る
[経済指標]
米商務省によると、2009年12月の新築一戸建て住宅販売は年率で34万2000戸だった。前月比7.57%、2ヶ月連続の減少である。この結果、販売は3月以来の低水準となり、市場予想も下回った。なお、11月の販売が速報の35万5000戸から37万戸に上方修正。このほか、10月の販売が40万 8000戸、9月分は39万1000戸とそれぞれ従来推定の40万戸、39万3000戸から改定となった。
市場別の販売はまちまちだった。減少したのは中西部の41.10%と南部7.29%。両市場の販売件数は4月以来の低水準となった。一方、北東部では42.86%増え、こちらは7月以来の高水準。西部の販売が5.19%のプラスだった。前年比較の販売は北東部で33.33%増えただけで、ほかの3市場はダウン。全国あわせて一年前から8.56%落ちた。
住宅ストックは23万1000戸と、1971年4月以来の低水準を更新した。前月比1.70%ダウンで、2007年 5月から減少を続けている。ただ、販売がより大きく落ち込んだことから、ストックは前月時点で7.6ヶ月分(修正値)だったのに対し、12月には8.1ヶ月分となった。これは6月以来の高水準だ。販売価格は中間値で前年比3.61%下落して22万1300ドル。一方、平均値は前年より10.45%高い。
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