2010年01月22日(金)
2010年米コーンと大豆作付見通し上方修正・インフォーマ
[穀物・大豆]
米有力アナリストのインフォーマ・エコノミクスが2010年の米コーン及び大豆作付見通しを上方修正したと報じられている。報道によると、コーンは10万エーカー引き上げて8960万エーカー、大豆は7700万エーカーから7790万エーカーに改定した。コーンが米農務省(USDA)が発表した前年の作付8650万エーカーを上回るだけでなく、大豆も上方修正により前年度の7750万エーカーから増加の見方に転じた格好になる。
コーンと大豆の作付が増えるのも冬小麦の減反見通しが背景にある模様だ。インフォーマは2010年の冬小麦を3710万エーカーと見越しており、前月時点での予測3944万6000エーカーよりダウン。前年も下回る。
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1月の中国大豆輸入推定引き上げ・商務部
[穀物・大豆]
中国商務部は22日、業者報告に基づいて1月の大豆輸入を363万7713トンと推定していることを発表した。今月上旬時点で見越していた332万8754トンから引き上げ。大豆油輸入は3万750トンから4万1550トン、大豆ミールも5560トンから2万3580トンに上方修正した。
また、2月の輸入暫定見通しに関すると、大豆を289万8865トンとしている。大豆油が4万トン、ミールはゼロの見方を示した。
商務部によると、各推定は1月1-15日の輸入業者レポートに基づいている。
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アルゼンチン大統領、09/10年度大豆生産の過去最高更新見通す
[穀物・大豆]
アルゼンチンのフェルナンデス大統領は22日、2009/10年度の国内大豆生産が5000万トンを超え、過去最高を更新する見通しを発表した。コーン生産は1800万-2000万トンと当初予測を上回るとの見方。
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2010年01月21日(木)
アルゼンチン小麦生産推定引き上げ、大豆とコーンは据え置き
[穀物・大豆]
アルゼンチン農業局は21日に発表した月次クロップレポートで、2009/10年度の小麦生産推定を従来の700万トンから750万トンに引き上げた。一部地域のイールド改善を理由にしているが、前年度の840万トンを下回る見方は維持。シーズン初めの干ばつ被害で、収穫を断念した農家が多いという。作付は前年から33%減少して320万ヘクタールだった。
一方、2009/10年度の大豆生産見通しは 1850万トンで据え置いた。作付はこれまで95%終わっているが、ここに来て大雨で作業が進まないともコメント。また、2009/10年度コーン生産見通しも従来の310万トンを維持している。作付の91%が終わり、作柄は良好と評価した。
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2010/11年度EU小麦生産見通し僅かに引き上げ
[穀物・大豆]
ストラテジーグレインは21日、2010/11年度の欧州連合(EU)穀物生産が2億9200万トンになるとの見通しを発表した。前月に発表した初回予測2億9210万トンから小幅改定で、前年と比べても10万トンダウンの見方である。
小麦予測が前年比3.0%増の1億3370万トンで、これは初回予測の1億3330万トンから僅かに引き上げ。ルーマニアとドイツの増反で生産も上向くのが見込まれるためという。コーン生産見通しも5770万トンから5780万トンに上方修正した。ドイツとハンガリーの増加がスペインの縮小を相殺と解説した。最新見通しは前年から1.8%増加になる。
ストラテジーグレインは2010年度の世界小麦生産が前年並みになるとの見方を示した。欧州とインド、中国で作付増加の一方、米国は減少見通しが背景にあるという。また、天候次第では生産が前年割れとなる可能性もあることを指摘。
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