2010年01月06日(水)
2010/11年度ブラジル中南部砂糖きび収穫、降雨で回復見通し
[砂糖]
ブラジル農業顧問データグロの幹部は6日、2010/11年度の国内中南部砂糖きび収穫が降雨の効果によって2009 /10年度の不作から立ち直るとの見方を示した。同氏は2010/11年度の生産を5億8000万-5億9000万トンと予想。これは11月時点で見通していたレンジ5億5600万-5億9000万トンの上限に改定した格好になる。なお、同氏は2009/10年度の生産推定5億1500万-5億3000万トンから5億2300万-5億2400万トンに引き上げた。
2009/10年度の砂糖生産は2830万トンを見越しており、2010 /11年度に具体的な数字は避けながらも増加を見通しているという。2009/10年度のエタノール生産推定は29億5000万リットル。同氏は2009 /10年度の砂糖きび1トンあたりの糖分合計値(ATR)が昨年12月から約110キログラムで推移しており、これは過去にない低水準と指摘。また、製糖所の中にはATRが75キログラムまで下がっていると報告する向きもあるという。
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2010年01月05日(火)
インド南部カルナタカ州の砂糖生産、12月時点で前年を8.6%下回る
[砂糖]
業界幹部が5日にダウジョーンズの取材に対して明らかにしたところによると、インド南部にあるカルナタカ州では、砂糖生産が09/10年度が始まった昨年10月から12月末までで87万7,000トンと前年同期を8.6%下回っているという。砂糖きびの収穫は同期間で 862万トンと、やはり前年を8.6%下回っている。製糖所の稼働率が上がってきたことを受け、砂糖生産は今後遅れを取り戻すと見られる。同州の生産は国内第三位で、今年度は前年の166万トンを上回る190万トンの生産が見込まれている。
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