2010年01月12日(火)
フィリピン政府、砂糖輸入を認可
[砂糖]
フィリピン砂糖管理局(SRA)高官は12日、小いう内価格の上昇抑制を狙って政府が砂糖輸入を認可したと発表した。規模は5万7000-6万トンで、4-6月納入の見通しという。ただ、最終的な決定は早くても14日になり、詳細が変更となる可能性もあるという。別の高官は、国内市場向けに6万トン、米国向け輸出わくを満たすために6万トン、あわせて12万トンの買い付けが必要との見解も示している。また、同氏はさらに輸入を増やす可能性もあるとした。政府はまた、輸入のほかに戦略備蓄から1万5000トンの砂糖放出を決めたとも伝わっている。
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2010年01月11日(月)
欧州ビート生産者、欧州委に輸出枠拡大要請
[砂糖]
欧州連合(EU)の砂糖ビート生産者は11日、欧州委員会に対して輸出枠を拡大するように要請した。EU18カ国の農家を代表するCIBEは、世界の砂糖供給不足や白糖価格高騰を指摘。EUのビート生産者が出荷を引き上げられないことに納得がいかないと説明した。
CIBEによると、EUのビート240万トンが輸出可能である。しかし、現時点で輸出枠上限が137万4000トン、出荷認可済みが約80万トン。CIBEは輸出枠の早期見直しを求めているとした。同時に、EUの砂糖政策方針の改定も要求していることを明かしている。
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インド、白糖免税輸入期限延長の可能性・パワール農相
[砂糖]
インドのパワール農相は11日、白糖の免税輸入期限延長を検討していることを明かした。国内供給を増やすとともに、価格上昇を緩和するのが目的としている。現時点で免税輸入は3月31日に期限を迎える予定だが、12月まで延ばす可能性が強い。
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