2010年01月25日(月)
12月中古住宅販売は前月比16.67%減、予想大きく下回る
[経済指標]
全米不動産協会によると、2009年12月の一戸建てとコンドミニアムあわせた中古住宅販売は年率換算で前月比16.67%減の545万戸となった。4ヶ月ぶりの低水準で、市場予想も下回っている。なお、11月の販売件数は速報の654万戸から修正なし。
全ての市場が前月から落ち、最も減少がきつかったのが中西部で25.81%だった。北東部と南部も19.47%、16.25%とそれぞれ1割を超えるマイナス。西部だけ4.83%と他市場に比べて小幅ダウンだ。一方、前年比較すると全体で14.98%増加した。これで6ヶ月連続の前年比プラス。北東部の 21.33%と市場別で最大のプラスとなり、南部と西部が約15%増となった。中西部は8.49%アップ。
住宅ストックは前月比6.59%減の328万9000戸だった。ただ、販売がさらに大きな減少だったため、ストック/販売比率は7.2ヶ月と前月の6.5ヶ月(修正値)から上昇。3ヶ月ぶりの高水準になる。
販売価格は中央値で17万8300ドルだった。前年同月と比べて1.48%上がり、4市場のうち南部以外はいずれも前年比プラス。北東部で3.16%高く、西部では2.74%、中西部1.78%それぞれ上昇した。南部は0.98%のマイナス。平均値にすると4市場軒並みアップで、全体で一年前を3.58%上回った。
Posted by 直