2010年01月28日(木)
失業保険申請件数は前週から8,000件減少、予想は上回る
[経済指標]
米労働省が発表した1月23日までの週の失業保険新規申請件数は47万件となった。前週比8000件減少で、4週間ぶりのマイナス転落である。しかし、市場予想は上回った。なお、前週の申請件数が速報の48万2000件から47万8000件に下方修正。9日までの週の申請件数は44万4000件に改定で、これは従来推定の44万6000件より少ない。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は23日時点で45万6250件だった。前週の44万6750件(修正値)から2週続けてアップ。昨年12月26日までの週以来の高水準になった。
失業保険の継続受給件数は16日時点で460万2000件となった。前週から5万7000件減って、2009年1月10日以来の低水準だ。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
Posted by 直