2010年04月05日(月)
3月ISMサービスは55.4に上昇、予想上回る
[経済指標]
米供給管理協会(ISM)によると、3月の非製造業(サービス)NMI指数は前月より2.4ポイント上昇し55.4となった。2月に記録した調査史上最高を更新。市場予想も上回った。ビジネス指数は前月の54.8から60.0にアップ。これは2006年4月以来の高水準である。
3月にビジネスの伸びを報告した産業は農林漁業、鉱業、公益など14で、前月の9つを上回る。一方、ビジネス不振だった産業は不動産関連と教育の2つだけで、これは前月の8より減少だ。ISMは業者からも現状や見通しで明るいコメントが大勢だったとしている。
活動別にみると、新規受注が前月の 55.0から62.3に上がり、2005年7月以来の高水準となった。受注残は55.5と5ヶ月ぶりに増加・減少の分岐点である50を超え、また水準的には2007年8月以降最高だ。輸出用受注が57.5で、これは2007年7月以来の高水準。雇用が前月から1.2ポイント上昇し49.8となった。 2008年1月から50を超えたことはないものの、3月は2008年4月と同じこの間で最も高い水準である。在庫は45.0から46.5と1月の水準に持ち直した。価格指数は一ヶ月前の60.4に対して62.9で、2008年9月以来の高水準になる。
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2010年04月01日(木)
失業保険新規申請件数、4週連続減少で43.9万件に
[経済指標]
米労働省が発表した3月27日までの週の失業保険新規申請件数は43万9000件だった。2月6日までの週以来の低水準。前週からは6000件、4週連続の減少である。なお、前週の申請件数は速報の44万2000件から44万5000件に改定。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は 27日時点で44万7250件となった。前週の45万4000件(修正値)を下回り、2008年9月13日以来の低水準。
3月20日時点の失業保険継続受給件数は466万2000件だった。前週の466万8000件(修正値)からダウンで、2週続けての減少。この結果、2008年12月 20日までの週以来の低水準も更新した。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れである。
Posted by 直
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