2010年04月09日(金)
ウガンダ西部と南部コーヒー生育に降雨が寄与・地元農家代表
[コーヒー]
ウガンダのコーヒー農家を代表するNucafeの幹部は9日に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、国内西部と南部で降雨がコーヒー生育に寄与しているとの見解を示した。同氏は昨年の干ばつ被害からの回復を見越し、またイールド改善サインもあることを指摘。少なくともあと2週間、降雨が続くなら今月終わりに始まる二次収穫が予想以上になり得ると述べた。西部から南部にかけての二次収穫は国内生産の45%に相当する。
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USDA世界需給:小麦在庫は引き下げ、コーンと大豆は上方修正
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)が9日に発表した4月の需給報告によると、09/10年度の世界小麦需給は生産が66億7,842万トンと前月から41万トンの小幅上方修正となった。輸入は前月から65万トン、輸出は84万トンそれぞれ上方修正、消費も103万トン引き上げられた。需要の増加を受けて期末在庫は1億 9,582万トンと95万トン引き下げられた。
世界コーン需給は生産が8億568万トンと前月から199万トンの大幅引き上げ。ブラジルの生産が250万トン引き上げられたほか、南アフリカも50万トン上方修正されている。輸入が前月から48万トン引き下げられた一方で、輸出は56万トンの引き上げ。消費は95万トンの下方修正となった。期末在庫は1億4,420万トンと405万トンの大幅上方修正。米国内、米国外共に引き上げとなっている。
世界大豆需給は生産が2億5,746万トンと前月から155万トンの引き上げ。アルゼンチンが100万トン、ブラジルが50万トンそれぞれ引き上げられている。輸入は100万トン、輸出は123万トンそれぞれ引き上げられた一方、消費は17万トンの下方修正。期末在庫は6,296万トンと229万トンの引き上げとなった。
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USDA需給:小麦在庫は下方修正、コーン、大豆も予想下回る
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)が9日に発表した4月の需給報告によると、09/10年度の小麦国内需給は、供給面派前月から据え置き、需要面は種子が100万、飼料および残余が1,000万ブッシェルそれぞれ引き上げられたほか、輸出が4,000万ブッシェルの大幅引き上げとなった。残余の引き上げは先の四半期在庫の結果を受けての調整によるもの、輸出はこのところ成約ペースが上がってきたことが背景にある。期末在庫は9億5,000万ブッシェルと前月に10億ブッシェルを超えていたのから5,100万ブッシェル引き下げられた。在庫率も前月の50.38%から46.61%に低下している。
コーン国内需給は、供給面は前月から据え置き。需要では飼料および残余が先に発表された四半期在庫で在庫取り崩しが予想以下にとどまったことを受けた調整によって、1億ブッシェルの大幅引き下げとなった。エタノール需要や輸出など、その他の需要項目に修正はなかった。期末在庫は18億9,900万ブッシェルとその分だけ上方修正、在庫率は13.82%から14.70%に上昇している。
大豆国内需給は、供給面が前月から据え置き。需要面では先に発表された四半期在庫で在庫取り崩しが予想を下回ったことによる調整で2,600万ブッシェル引き下げられたものの、輸出が2,500万ブッシェル引き上げられ過去最高を更新、種子が200万ブッシェルそれぞれ引き上げられたことで相殺された。期末在庫は1億9,000万ブッシェルと前月から据え置きとなっている。
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2010年04月08日(木)
3月の小売販売、需要増加反映して好調
[金融・経済]
米小売大手各社が8日に発表した3月の販売結果は、需要増加を反映して全般に好調だった。全国的な天候改善、復活祭絡みの消費が寄与。また、景気回復による貢献を挙げる向きもあり、このためアパレルなどの売り上げアップにつながったとみられる。百貨店からディスカウントストア、アパレルチェーンなどカテゴリーを問わず想を上回ったものが目立つ。
国際ショッピングセンター協会(ICSC)が各社データをまとめた結果、2月の既存店売上高は前年同月比9%増加。ICSCは二日前に週間小売りデータを発表した際、3月の伸び率予測を3-3.5%から8-10%に引き上げていた。このため3月は予想の範囲内の結果になるが、それでも1999年3月以来の高い伸びとしている。また、4ヶ月連続の前年比プラスという。一方、4月の販売は横ばいから3%減少を見通す。これは比較対象である昨年4月に復活祭の効果があるためと指摘している。
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フィリピン、4.51万トン相当の砂糖輸入許可を競売へ
[砂糖]
フィリピン砂糖管理局幹部は8日、4万5100トン相当の砂糖輸入許可の競売を設ける計画を明かした。現時点で20日に実施の予定だが、最終的に食品管理局の承認が必要という。フィリピンは2月に6万トンの輸入許可を競売にかけたものの、約1万5000トンをさばくのに終わっていた。
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インド、6月に小麦輸出の可能性を検討・農相
[穀物・大豆]
インドのパワール農相は8日に記者団に対し、6月時点での小麦在庫をみてから将来の輸出の可能性を検討すると述べた。これまで複数国がインドの小麦輸出を打診しているというが、即時の決定は見送ることになる。
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失業保険申請件数は前週から1.8万件増加、予想外のプラス転換
[経済指標]
米労働省が発表した4月3日までの週の失業保険新規申請件数は46万件だった。市場予想に反して前週から1万8000件増加し、5週間ぶりのプラス転換である。なお、前週の申請件数は速報の43万9000件から44万2000件に改定。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は 3日時点で45万250件となった。前週の44万8000件(修正値)を上回った。
3月27日時点の失業保険継続受給件数は455万件だった。前週の468万1000件(修正値)からダウンで、3週続けての減少。この結果、2008年12月13日までの週以来の低水準も更新した。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れである。
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