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2010年04月15日(木)

3月米住宅差し押さえ件数、前月比18.97%増
 [金融・経済]

米不動産情報のリアルティトラックによると、3月の米住宅差し押さえ件数は前月比18.97%増の36万7056件となった。2005年のデータ集計開始以降最大を記録したとしている。前年同月と比べると7.58%のプラス。1-3月期は93万2234件になり、前期から7.23%増え、前年同期を16.02%上回ったという。

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2010/11年度EU穀物生産見通し一段と引き下げ
 [穀物・大豆]

ストラテジーグレインは15日、2010/11年度の欧州連合(EU)穀物生産が2億9100万トンになるとの見通しを発表した。前月時点で見越していた2億9120万トンから小幅にも一段の引き下げである。前年度からは0.5%減少の見方だ。

穀物見通しの下方修正の背景にあるのはオオムギで、最も生産規模が大きい軟質小麦予測は10万トンの上方修正となった。最新予測は前年3.5%増の1億3420万トン。コーン生産見通しは5790 万トンから5830万トンに引き上げた。前年比較では2.1%増加の見方。

Posted by 直     

2010/11年度ブラジル中部・南部砂糖きび圧搾9.6%増見通し
 [砂糖]

ブラジル通信社エスタドによると、地元顧問のカナプランは2010/11年度の国内中部・南部さとうきび圧搾が5億 9300万トンになるとの見通しを発表した。前年から9.6%増の見方。同社は会見で、前年度に未収穫の砂糖きびがあり、また追加的な収穫面積があるためと説明した。ただ、天候要因から現時点で圧搾高見通しは流動的なことも認識。このため、最高で6億1200万トンに増える可能性がある一方、5億7400 万トンにとどまるかもしれないとした。

同社は中部・南部における2010/11年度の砂糖生産に関すると前年比9.6%増の3360万トンを見越しているという。エタの=ル生産は一年前を10.2%上回る270億リットルとの予想だ。砂糖きびの57%がエタノール生産向けとなり、残りは砂糖生産用になるとの見通しも示した。

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インド、石油戦略備蓄の施設は2012年12月に完工見通し
 [エネルギー]

インド国営機関幹部は15日に記者団に対し、2012年12月までに533万トン相当の石油を備蓄する施設を完工する見通しを示した。戦略備蓄は緊急時に13-14日間の需要を補うのに十分とコメント。施設は国内南部3ヶ所に建設中。具体的にはアンドラプラデシュ州の 133万トン相当の施設が2011年10月と他に先駆けて建設完了する見通しとしている。次いで2012年11月にはカルナタカ州で建設中の150万トン相当の備蓄施設、最後にケララ州の250万相当の備蓄施設となるとした。

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2010年04月14日(水)

米景気、再び後退のリスクは小さくなっている・FRB議長証言
 [要人発言]

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は14日に上下両院合同経済委員会(JEC)で景気見通しについて証言した。雇用が立ち直るには時間を要するものの、経済指標などから民間セクターにおける最終需要の伸びが経済成長の回復に十分とコメント。ギリシャ危機や原油価格の急騰のシナリオなどから景気が再び後退するリスクは拭えないと認識はしている。それでも、ここ数ヵ月間でリスクが小さくなっているとの見方だった。

具体的に、原油価格が80ドルを大きく超えており、FRBも価格動向を監視しているが、現時点で経済回復を脅かす懸念はないと述べた。2年前に記録した 145ドルまでまだ距離があることも指摘する。議長は、景気拡大ペースについて政府の景気刺激策が薄れていくのをどこまで消費支出や企業の設備投資で補えるかによるとした。

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金価格、向こう2年間で1300ドル超える可能性・GFMS
 [メタル]

ゴールドフィールズ・ミネラルサービシズ(GFMS)は14日に発表した2010年のゴールドサーベイで、金価格が向こう2年間に1トロイオンス1300ドルを超える可能性があるとの見方を示した。財政不安や為替、インフレなどへの懸念が金需要を高め、同時に宝飾需要の落ち込みを相殺する見通しという。ただ、インフレ上昇、ドル危機を回避するなら大幅下落となり得ることを指摘している。

GFMSによると、2009年の投資需要が1980年以降初めて宝飾需要を上回ったという。2010年の宝飾需要は前年から著しい改善見通しだが、それで通常並みに戻るには価格が激しく下がり、スラップゴールドの供給がスローダウンする必要があるとした。

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09/10年度仏軟質小麦在庫見通し下方修正・FranceAgriMer
 [穀物・大豆]

フランス政府機関FranceAgriMerは14日、2009/10年度の国内軟質小麦期末在庫が351万8000トンになるとの見通しを発表した。従来予測の392万1000トンから下方修正。しかし、前年度の309万6000トンからは拡大の見方に変わらない。一方、コーン在庫は248万1000トンから267万5000トンに引き上げ。一年前の234万 2000トンを上回るのを見越す。

2009/10 年度生産推定は小麦を3653万9000トンから3643万3000トン、コーンは1520万5000トンから1513万9000トンにそれぞれ改定した。いずれも前年比マイナスの見方だ。

2009/10 年度の輸出見通しについては、小麦の欧州連合(EU)向けを5000トン引き上げて676万5000トンとした。EU圏外向けは920万トンで、40万トンの上方修正になる。コーンはEU 内で従来の657万5000トンから645万5000トンに引き下げ、しかし、圏外向けは35万トンで据え置いた。

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ウクライナ春作物作付、天候要因で前年より遅れる・農務省
 [砂糖]

ウクライナ農務省は14日、2010年の春作物作付が天候要因で遅れていることを発表した。当局によると、作付は12日で予想されているうちの62%に当たる260万ヘクタールを終了。前年同期は438間ヘクタールで、96%と終了間近にあった。春小麦の作付が16万 5000ヘクタールで、これは全体の55%に相当するという。

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3月小売売上高1.60%増、市場予想以上の伸び
 [経済指標]

米商務省によると、3月の小売売上高は前月比1.60%増えた。3ヶ月連続プラスとなり、しかも2月の0.52%から増加ペースが加速。市場が予想していた以上の伸びでもある。なお、2月の伸び率は速報の0.34%から改定となった。

2月に続いてほとんどのカテゴリーで売上高が前月比プラスとなった。自動車及び部品が6.68%と最も大きな増加となり、次いで建設資材・造園の3.12%増。これは2007年11月以来の大幅アップと伝わっている。衣料品は2.34%増え、家具やスポーツ・趣味・音楽、デパートが揃って1%を超えるプラスだった。減少したのはガソリンスタンドと電気機器で、それぞれ0.38%、1.31%のマイナス。

小売売上高は自動車関連を除くと0.61%アップとなり、予想より高めの伸びだった。ガソリンを除いて1.82%、自動車とガソリンを除くと0.73%それぞれ増加である。

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