2010年04月16日(金)
米証券取引委、証券詐欺罪でゴールドマン・サックス提訴
[金融・経済]
米証券取引委員会(SEC)は15日、米金融大手ゴールドマン・サックスを証券詐欺罪で提訴したことを発表した。信用力の低い個人に向けた住宅融資のサブライムローンに関連した金融商品の販売で情報開示を怠ったためとしており、SECは利益変換や罰金支払いを求めている。ゴールドマン側は根拠がないと全面的に否定する声明を発表した。
Posted by 直
インド政府、砂糖在庫保管で規制緩和の可能性・関係者
[砂糖]
インド政府関係者は米通信社ダウ・ジョーンズに対し、砂糖を大量消費する菓子メーカーなどに義務付けている砂糖在庫の保管期限を緩和する可能性があると明かした。規制導入の要因であった国内の価格砂糖上昇が一服し、需給も改善しているためという。現時点で保管期限を10日間としているが、変更前の15日間に戻す方向で検討しているもよう。早ければ来週にも正式発表となる見通しを示した。
Posted by 直
2010会計年度インド金宝飾品輸出、前年比9.4%増加
[メタル]
インドの宝石宝飾品振興協会の会長は16日に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、3月に終わった2010会計年度の同国金宝飾品輸出が前年比9.4%増の94億2000万ドルだったと明かした。宝石と宝飾品の輸出は284億1000万ドルで、これは前年度を16%上回る。
同氏は2011年度について、需要改善が続くのであれば7-10%増加となり得るとの見通しを示した。中国がインドからの主要輸入国になるかもしれないという。また、ロシアや韓国、ブラジルをはじめとする中南米への輸出拡大に着目しているとした。
Posted by 直
3月住宅着工件数は前月比1.62%増加、予想大きく上回る
[金融・経済]
米商務省によると、3月の新規住宅着工件数は年率換算で前月比1.62%増の62万6000戸だった。市場予想を大きく上回る。また、2月の着工件数が速報の57万5000から61万6000戸に上方修正で、この結果、前月比増加していたことになる。1月分も従来推定61万1000戸よりやや少ない60万 9000戸に改定だが、昨年12月の57万3000戸より多い。着工件数は年初から3ヶ月連続プラスの格好だ。
3月は再び増加でも、市場別で前月からアップは南部だけだった。18.25%増加し、33万7000戸と2008年11月以来の高水準である。減少では中西部の28.45%が最大で、83万戸と昨年5月以来の水準に落ち込んだ。北東部では8.33%減って今年最も規模の小さい6万6000戸となった。西部は2.10%、5ヶ月ぶりのマイナス転落。前年比較すると西部で75.00%増加し、南部では22.99%アップ。一方で中西部の着工件数は一年前を15.31%下回り、北東部も 4.35%のマイナス。それでも全体では20.15%増えた。
住宅タイプ別にみると、一戸建てが前月比0.93%減った反面、5世帯以上の集合住宅は39.67%増加。前年比だと逆に一戸建てが47.09%のプラスで、5世帯以上の集合住宅着工は31.78%落ちた。
先行指標となる建築許可件数は68万5000戸となった。2008年10月以来の高水準で、市場が予想していた以上でもある。前月からは7.54%増加。2月の建築許可が先月下旬に上方修正となったことから、3月時点で2ヶ月連続増加になる。
南部で前月より18.42%多く、中西部では 17.65%増えた。この結果、南部が36万戸、中西部12万戸と揃って2008年10月以来の高水準となった。北東部と西部の着工件数は19.51%、 6.71%それぞれダウン。しかし、前年比較では全ての市場で2ケタの増加となり、特にプラス幅が大きかったのが中西部の44.58%だ。全体で 34.05%増である。
住宅タイプ別の建築許可は、一戸建てが前月比5.64%、5世帯以上は13.21% それぞれ増加した。前年比は一戸建てが50.83%増だが、5世帯で8.40%ダウン。
Posted by 直
2010年04月15日(木)
3月米住宅差し押さえ件数、前月比18.97%増
[金融・経済]
米不動産情報のリアルティトラックによると、3月の米住宅差し押さえ件数は前月比18.97%増の36万7056件となった。2005年のデータ集計開始以降最大を記録したとしている。前年同月と比べると7.58%のプラス。1-3月期は93万2234件になり、前期から7.23%増え、前年同期を16.02%上回ったという。
Posted by 直
2010/11年度EU穀物生産見通し一段と引き下げ
[穀物・大豆]
ストラテジーグレインは15日、2010/11年度の欧州連合(EU)穀物生産が2億9100万トンになるとの見通しを発表した。前月時点で見越していた2億9120万トンから小幅にも一段の引き下げである。前年度からは0.5%減少の見方だ。
穀物見通しの下方修正の背景にあるのはオオムギで、最も生産規模が大きい軟質小麦予測は10万トンの上方修正となった。最新予測は前年3.5%増の1億3420万トン。コーン生産見通しは5790 万トンから5830万トンに引き上げた。前年比較では2.1%増加の見方。
Posted by 直
2010/11年度ブラジル中部・南部砂糖きび圧搾9.6%増見通し
[砂糖]
ブラジル通信社エスタドによると、地元顧問のカナプランは2010/11年度の国内中部・南部さとうきび圧搾が5億 9300万トンになるとの見通しを発表した。前年から9.6%増の見方。同社は会見で、前年度に未収穫の砂糖きびがあり、また追加的な収穫面積があるためと説明した。ただ、天候要因から現時点で圧搾高見通しは流動的なことも認識。このため、最高で6億1200万トンに増える可能性がある一方、5億7400 万トンにとどまるかもしれないとした。
同社は中部・南部における2010/11年度の砂糖生産に関すると前年比9.6%増の3360万トンを見越しているという。エタの=ル生産は一年前を10.2%上回る270億リットルとの予想だ。砂糖きびの57%がエタノール生産向けとなり、残りは砂糖生産用になるとの見通しも示した。
Posted by 直
インド、石油戦略備蓄の施設は2012年12月に完工見通し
[エネルギー]
インド国営機関幹部は15日に記者団に対し、2012年12月までに533万トン相当の石油を備蓄する施設を完工する見通しを示した。戦略備蓄は緊急時に13-14日間の需要を補うのに十分とコメント。施設は国内南部3ヶ所に建設中。具体的にはアンドラプラデシュ州の 133万トン相当の施設が2011年10月と他に先駆けて建設完了する見通しとしている。次いで2012年11月にはカルナタカ州で建設中の150万トン相当の備蓄施設、最後にケララ州の250万相当の備蓄施設となるとした。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】