2010年04月08日(木)
失業保険申請件数は前週から1.8万件増加、予想外のプラス転換
[経済指標]
米労働省が発表した4月3日までの週の失業保険新規申請件数は46万件だった。市場予想に反して前週から1万8000件増加し、5週間ぶりのプラス転換である。なお、前週の申請件数は速報の43万9000件から44万2000件に改定。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は 3日時点で45万250件となった。前週の44万8000件(修正値)を上回った。
3月27日時点の失業保険継続受給件数は455万件だった。前週の468万1000件(修正値)からダウンで、3週続けての減少。この結果、2008年12月13日までの週以来の低水準も更新した。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れである。
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2010年04月06日(火)
小売チェーンストア販売指数、前週比2.1%上昇 ・ICSC
[経済指標]
国際ショッピングセンター協会(ICSC)が発表した3日までの週のICSC-ゴールドマン・サックス小売チェーンストア販売指数は季節調整値で前週比2.1%上昇となった。3週連続で上がり、また伸び率は前週の0.6%を上回る。前年同期との比較では4.7%、6週連続の前年比プラス。しかも、前週時点での3.2%から伸びペースが加速した。
ICSCのチーフエコノミストは、今年の復活祭が昨年より早かったことによる効果を認識しながら、季節調整後でも大きなプラス幅だったことを強調し、堅調な需要を指摘した。同氏は3月の既存店売上高が前年比8-10%増加になると見通しており、これは前週時点で見越していた増加率3-3.5%から上方修正になる。
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