2010年04月13日(火)
2010年パキスタン小麦生産、前年割れ見通しも需要は上回る・農相
[穀物・大豆]
パキスタン農相は13日に記者団に対し、2010年の国内小麦生産が2387万トンになるとの見通しを示した。前年の 240.3万トンからやや減少の見方だが、国内の年間需要約2200万トンは上回るという。また、輸出の余地があることも指摘した。このほか、砂糖きび生産が前年比14.3%増の5370万トンになることを見越している。
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2010年04月09日(金)
USDA世界需給:小麦在庫は引き下げ、コーンと大豆は上方修正
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)が9日に発表した4月の需給報告によると、09/10年度の世界小麦需給は生産が66億7,842万トンと前月から41万トンの小幅上方修正となった。輸入は前月から65万トン、輸出は84万トンそれぞれ上方修正、消費も103万トン引き上げられた。需要の増加を受けて期末在庫は1億 9,582万トンと95万トン引き下げられた。
世界コーン需給は生産が8億568万トンと前月から199万トンの大幅引き上げ。ブラジルの生産が250万トン引き上げられたほか、南アフリカも50万トン上方修正されている。輸入が前月から48万トン引き下げられた一方で、輸出は56万トンの引き上げ。消費は95万トンの下方修正となった。期末在庫は1億4,420万トンと405万トンの大幅上方修正。米国内、米国外共に引き上げとなっている。
世界大豆需給は生産が2億5,746万トンと前月から155万トンの引き上げ。アルゼンチンが100万トン、ブラジルが50万トンそれぞれ引き上げられている。輸入は100万トン、輸出は123万トンそれぞれ引き上げられた一方、消費は17万トンの下方修正。期末在庫は6,296万トンと229万トンの引き上げとなった。
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USDA需給:小麦在庫は下方修正、コーン、大豆も予想下回る
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)が9日に発表した4月の需給報告によると、09/10年度の小麦国内需給は、供給面派前月から据え置き、需要面は種子が100万、飼料および残余が1,000万ブッシェルそれぞれ引き上げられたほか、輸出が4,000万ブッシェルの大幅引き上げとなった。残余の引き上げは先の四半期在庫の結果を受けての調整によるもの、輸出はこのところ成約ペースが上がってきたことが背景にある。期末在庫は9億5,000万ブッシェルと前月に10億ブッシェルを超えていたのから5,100万ブッシェル引き下げられた。在庫率も前月の50.38%から46.61%に低下している。
コーン国内需給は、供給面は前月から据え置き。需要では飼料および残余が先に発表された四半期在庫で在庫取り崩しが予想以下にとどまったことを受けた調整によって、1億ブッシェルの大幅引き下げとなった。エタノール需要や輸出など、その他の需要項目に修正はなかった。期末在庫は18億9,900万ブッシェルとその分だけ上方修正、在庫率は13.82%から14.70%に上昇している。
大豆国内需給は、供給面が前月から据え置き。需要面では先に発表された四半期在庫で在庫取り崩しが予想を下回ったことによる調整で2,600万ブッシェル引き下げられたものの、輸出が2,500万ブッシェル引き上げられ過去最高を更新、種子が200万ブッシェルそれぞれ引き上げられたことで相殺された。期末在庫は1億9,000万ブッシェルと前月から据え置きとなっている。
Posted by 直
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