2009年01月09日(金)
ブラジルABIOVE、2008/09年度大豆圧搾見通し引き下げ
[穀物・大豆]
ブラジル油種加工業協会(ABIOVE)は9日、2008/09年度の大豆圧搾見通しを80万トン引き下げて3220万トンとした。収穫見通しも前月時点での6120万トンから5960万トンにカット。この結果、2008/09年度の輸出は前月報告時より70万下回る 2570 万トンを見越す。
大豆ミールの生産は2460万トンを予想しており、これは前月時点での見通し2520万トンよりダウンだ。輸出は40万トン少ない1280万トンの予測にシフトした。国内の消費見通しは従来の1200万トンに対して1180万トン。大豆油の生産は610万トン、輸出190万トンと見ており、いずれも20万トンの下方修正だ。国際消費は430万トンで据え置いた。
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2009年01月07日(水)
2009年米大豆作付け拡大の可能性・米化学メーカー
[穀物・大豆]
米特殊化学モンサントのグラント最高経営責任者は7日の2008年9-11月期決算報告で、大豆の受注好調を理由に 2009年の国内大豆作付が事前見通しを上回る可能性を示した。これまでコーン9000万エーカー、大豆7000万エーカーを見込んできたが、見通し修正があり得るとコメント。ただ、具体的な予測修正は見送った。同氏はまた、今年8月に終わる2009年度の一株利益見通しを従来の4.20-4.40ドルから4.40-4.50ドルに引き上げた。
9-11月期の決算では、コーン事業が約4割増益となり、大豆は3割強の収益拡大となった。南米でのコーン種子ビジネスが好調だったほか、米国のコーンと大豆受注は12月末時点で5割以上伸びたとしている。モンサント全体の純利益は前年同期の2倍を超える5億5600万ドル、一株当たり0.98ドルだった。市場予想の0.60ドルも大きく上回る。
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