2009年01月15日(木)
金価格、2009年前半に過去最高更新の可能性・GFMS
[メタル]
金調査のゴールドフィールド・ミネラルサービシズ(GFMS)は15日、年次調査「ゴールドサーベイ2008」の二次改訂版を発表した。この中で、金価格が2009年前半に過去最高を更新する可能性があるとしている。投資拡大を前提にしての見通しだ。現状はファンドの売りが優勢だが、欧州や北米ではここ数ヶ月間で需要も上向いていると指摘。現行のファンド売りがなければすでに1000ドル台に回復していたはずだという。
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ストラテジーグレイン、2009/10年度EU穀物生産見通し引き上げ
[穀物・大豆]
ストラテジーグレインは15日に発表した月次市場報告で、2009/10年度の欧州連合(EU)穀物生産見通しを引き上げた。初回見通しでもある前月時点で見越していた2億9200万トンから2億9590万トンに改定。ただ、前年比は5.3%ダウンと減少の見方を維持。また、最大規模の軟質小麦についてはわずかにも下方修正した。2008/09年度穀物生産については、前月時点で3億2290万トンと推定したのから3億1240万トンに改定。
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メキシコの砂糖生産、前年比横ばい見通し
[砂糖]
メキシコ砂糖きび農家組合は14日、2008/09年度 (11月-10月)の砂糖生産について前年比横ばいの550万トンになると見通しを発表した。2004/05年に記録した過去最高580万トンに次ぐ高水準を維持する見方である。今シーズンの収穫は例年より遅く始まり、また農家と製糖所の間で支払いを巡っての論争もあったが、組合幹部は豊作を見込むとしている。
組合によると、10日時点で砂糖生産は87万5002トンとなった。事前見通しを2.9%下回るが、前年同期との比較では14.2%増加という。
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米週間失業保険新規申請件数52.4万件、3週間ぶりの50万台
[経済指標]
米労働省が発表した1月10日までの週の失業保険新規申請件数は前週比5万4000件増の52万4000件となった。3週間ぶりの増加であり、また申請件数が50万を超えたのも3週間ぶり。市場予想と比べても多い。なお、前週分は速報での46万7000件から47万件に小幅の上方修正。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は前週の52万6500件(修正値)を下回る51万8500件だった。3週連続して前週から減り、昨年11月22日までの週以来の低水準である。
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2009年01月14日(水)
メキシコ、悪天候理由にメキシコ湾最大の石油ターミナル閉鎖
[エネルギー]
メキシコ運輸省は14日、メキシコ湾最大のカヨアルカス石油ターミナルを閉鎖したことを発表した。悪天候を理由にしており、前日再開したドスボカス・ターミナルの稼動も再び停止したという。ただ、11日から閉めていたパハリトス・ターミナルの稼動は戻した。3つのターミナルあわせて日量140万バレルの石油を輸出し、このうちカヨアルカス・ターミナルが約100万バレルを占める。
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ブラジル・パラナ州政府、2008/09年度穀物生産見通し引き下げ
[穀物・大豆]
ブラジル南部のパラナ州政府は14日、2008/09年度の州内穀物生産見通しを引き下げた。同州農業局によると、大豆やコーンを含む穀物は1650万トンと初回予測の2150万トンから2割を超える下方修正。昨年11月からの干ばつによる影響を挙げており、当局関係者は米通信社ダウ・ジョーンズに対し、損失分の回復は無理とコメントした。ただ、いる。最近になって雨が降り始め、土壌水分もやや上向き。被害拡大はないとの見方も示している。
国内生産で2番目に大きい規模である大豆が1020万トンになると見越す。やはり、従来見通し1280万トンから大幅の引き下げ。コーンを870万トンから590万トンに改定した。
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仏ONIGC、08/09年度の自国軟質小麦生産推定一段と引き下げ
[穀物・大豆]
仏穀物局(ONIGC)は14日に発表した国内穀物レポートで、2008/09年度の国内軟質小麦生産推定を前年比20.9%増の3721万8000トンとした。これは昨年12月の報告での3732万1000万トンから一段と引き下げた。
輸出に関し、欧州連合(EU)圏内での見通しを688万トンから676万トンに下方修正した。前年比7.3%減少の見方である。反面、圏外への出荷については前年比83.2%増の900 万トンで据え置いた。期末在庫は前年度の268万8000トンから373万6000トンに膨らむとの見通しで、これは前回報告時でみていた362万 4000トンより高い。
2008/09年度のコーン生産推定は1549万 8000トンから1574万6000トンに改定し、前年度の1435万5000トンから9.7%増加の見方になった。EU内輸出見通しを前回報告での 504万5000トンより引き上げ、前年比6.9%増の532万5000トンとした。圏外は40万トンを維持し、前年度の21万4000トンのほぼ2倍をみている。期末在庫は前年度の218万9000トンに対して313万8000トンに拡大を見越す。しかし、前回報告での346万4000トンより低めの見方にシフトである。
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12月小売売上は前月から2.66%減少、予想大きく上回る落ち込み
[経済指標]
米商務省によると、2008年12月の小売売上高は前月比2.66%減少した。6ヶ月連続ダウンで、これは調査史上初めて。しかも、11月の減少率が速報段階での1.76%から2.13%に改定となり、12月はさらに速いペースで減った格好になる。市場予想以上の落ち込みでもあった。売上高は3432億 4200万ドルと、2005年9月以来の低水準を更新。12月は前年同月比較で9.81%減、過去最大のマイナスという。
12月は、ガソリンが15.85%と再び最もきつい減少だった。ただ、11月が速報での14.69%から18.28%に改定となったことから、12月はややペースが鈍化。また、ほかの項目で2ケタ減はなかった。それでもほぼ軒並み前月割れである。建設資材・造園や衣料品、デパート、フードサービスが揃って2%を超えるマイナスだった。無店舗販売や家具の減少も目立つ。健康管理だけが 0.41%と僅かにも増加した。
自動車及び自動車部品は0.70%減少し、自動車関連を除いた小売売上高が3.06%と調査市場最も大きな減少であり、市場予想も上回るマイナスだった。ガソリンを除いた小売売上高は前月から1.38%ダウン。自動車とガソリンを除いて1.54%のマイナスになり、これは2001年9月以来の大きな落ち込みと伝わっている。
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インド政府、2008/09年度砂糖生産推定引き下げ
[砂糖]
インド食糧省高官は米通信社ダウ・ジョーンズに対し、2008/09年度の砂糖生産推定が下方修正になったことを明らかにした。従来は2000万トンの見方だったが、生産地からの情報に基づいて1880万トンに引き下げという。年間消費2200万トンを一段と下回るのを見越している格好で、このため粗糖輸入は必至とコメント。
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