2009年01月15日(木)
ストラテジーグレイン、2009/10年度EU穀物生産見通し引き上げ
[穀物・大豆]
ストラテジーグレインは15日に発表した月次市場報告で、2009/10年度の欧州連合(EU)穀物生産見通しを引き上げた。初回見通しでもある前月時点で見越していた2億9200万トンから2億9590万トンに改定。ただ、前年比は5.3%ダウンと減少の見方を維持。また、最大規模の軟質小麦についてはわずかにも下方修正した。2008/09年度穀物生産については、前月時点で3億2290万トンと推定したのから3億1240万トンに改定。
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2009年01月14日(水)
ブラジル・パラナ州政府、2008/09年度穀物生産見通し引き下げ
[穀物・大豆]
ブラジル南部のパラナ州政府は14日、2008/09年度の州内穀物生産見通しを引き下げた。同州農業局によると、大豆やコーンを含む穀物は1650万トンと初回予測の2150万トンから2割を超える下方修正。昨年11月からの干ばつによる影響を挙げており、当局関係者は米通信社ダウ・ジョーンズに対し、損失分の回復は無理とコメントした。ただ、いる。最近になって雨が降り始め、土壌水分もやや上向き。被害拡大はないとの見方も示している。
国内生産で2番目に大きい規模である大豆が1020万トンになると見越す。やはり、従来見通し1280万トンから大幅の引き下げ。コーンを870万トンから590万トンに改定した。
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仏ONIGC、08/09年度の自国軟質小麦生産推定一段と引き下げ
[穀物・大豆]
仏穀物局(ONIGC)は14日に発表した国内穀物レポートで、2008/09年度の国内軟質小麦生産推定を前年比20.9%増の3721万8000トンとした。これは昨年12月の報告での3732万1000万トンから一段と引き下げた。
輸出に関し、欧州連合(EU)圏内での見通しを688万トンから676万トンに下方修正した。前年比7.3%減少の見方である。反面、圏外への出荷については前年比83.2%増の900 万トンで据え置いた。期末在庫は前年度の268万8000トンから373万6000トンに膨らむとの見通しで、これは前回報告時でみていた362万 4000トンより高い。
2008/09年度のコーン生産推定は1549万 8000トンから1574万6000トンに改定し、前年度の1435万5000トンから9.7%増加の見方になった。EU内輸出見通しを前回報告での 504万5000トンより引き上げ、前年比6.9%増の532万5000トンとした。圏外は40万トンを維持し、前年度の21万4000トンのほぼ2倍をみている。期末在庫は前年度の218万9000トンに対して313万8000トンに拡大を見越す。しかし、前回報告での346万4000トンより低めの見方にシフトである。
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