2009年04月24日(金)
カナダ09/10年度春小麦作付は前年比5.90%増
[穀物・大豆]
カナダ統計局は24日、2009年穀物作付意向を発表し、小麦が前年比0.60%増の2516万1000エーカーになるとの見方を示した。事前予想レンジが2400万-2510万エーカーだったことから、上限以上の作付見通しということになる。当局によると、最も規模の大きい春小麦が一年前を5.90%上回る1732万8000エーカーの見通し。冬小麦は19.64%減の210万3000エーカー、デュラム小麦4.98%減の573万エーカーとしている。
大豆は前年から10.54%増えて328万4000エーカーと見込まれるという。一方、カノーラは7.24%ダウンとなる1499万エーカー。事前にあった1575万-1700万エーカーとする予想の下限にも届かない見通しだ。
コーンの作付は前年を3.66%上回る308万4000エーカーとなっている。
作付け意向は3月24日から31日に行った調査をベースにしている。
Posted by 直
2009年04月23日(木)
世界大豆在庫、9月に5年ぶり低水準に・米農業大手幹部見通し
[穀物・大豆]
米農業大手バンギーのワイサー会長は23日に行った1-3月期決算発表で、世界の大豆在庫が9月に5年ぶりの低水準になるとの見通しを示した。中国の食肉業者による買い付け回復、アルゼンチンの不作を理由にしている。
世界大豆需要については、1-3月期に前年同期より6.6%減少したと明かした。ただ、昨年10-12月期に9.5%落ち込んだのからペースが鈍ったとコメント。このほか、豚肉や鶏肉産業の安定化サインを挙げて今年の大豆ミール需要が前年比1%増加するのを見込むという。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】



