2009年04月20日(月)
2008/09年度アルゼンチン大豆生産見通し引き下げ・ロザリオ取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのロザリオ穀物取引所は20日、2008/09年度の国内大豆生産見通し下方修正を発表した。従来の400 万トンから3730万トンに引き下げ、前年比較で約2割減少の見方である。害虫被害や化学肥料の消費削減、また3月の悪天候を理由に挙げた。しかも、今後の天候次第では3650万トンに落ちる可能性もあるとコメント。
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3月景気先行指数は前月比0.3%低下、予想やや下回る
[経済指標]
米カンファレンスボードが発表した3月の景気先行指数は前月から0.3%低下し、98.1となった。2月の指数が速報で0.4%低下だったのから0.2% 低下、1月分が従来推定0.1%上昇から0.2%低下にそれぞれ改定。3月にややペースの速い落ち込みとなったが、予想はやや下回る。
景気先行指数は過去に発表された10の景気に先行するとされる経済指標から算出される。3月の指数低下の要因は住宅建築許可件数、株価、小売業者業績、製造業週平均労働時間、失業保険新規申請件数非防衛資本財新規受注の5つ。一方、マネーサプライと長短金利差、消費者期待指数がプラス貢献となり、一般消費財新規受注は横ばいだった。
景気一致指数と景気遅行指数もそれぞれ前月から0.4%下がった。
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2009年世界コーヒー消費、少なくとも前年比1.6%増に・ICO幹部
[コーヒー]
国際コーヒー機関(ICO)のエグゼクティブディレクター、オゾリオ氏は17日に行った米通信社ダウ・ジョーンズとのインタビューで、世界コーヒー消費が景気後退によってスローダウンしているようなサインはみられないとの見解を示した。2009年の消費は少なくとも前年比 1.6%増の1億3000万袋になるとの見通し。
過去2年間の2.0-2.5%の伸びを維持する可能性も十分としている。同氏は1-3月期の販売などに関する調査から、業者の間でも消費見通しに強気な空気が強いという。
一方、需給逼迫の中でありながら年初から価格上昇が限定的なことを意外と述べた。ただ、歴史的な低水準にある在庫やコロンビアや中米での予想外の不作とファンダメンタルズが強気のため、価格がいつ上向いてもおかしくないともいう。
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OPECは5月の総会で追加減産が必要、アルジェリア石油相
[エネルギー]
アルジェリアの地元紙が19日に伝えたところによると、同国のヘリル石油相は石油会議の席で、5月28日のOPEC臨時総会で追加減産の決定が必要になるとの見方を示した。もし我々が生産の再調整を行わなければ、(価格下落の)大きなリスクを抱え込むことになると主張。現在の状況を考えればそういったリスクを取るべきではないとした。
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2009年04月17日(金)
4月のロイター/ミシガン大消費者指数速報値61.9、予想以上に上昇
[経済指標]
4月のロイター/ミシガン大消費者指数速報値は61.9となった。前月の57.3から予想以上に上昇し、昨年9月以来の高水準だ。現状指数は前月の 63.3から66.6にアップ。この結果、3ヶ月ぶりのプラス転換で昨年末以来の高水準を更新した。6ヵ月後を占う期待指数は前月の53.5に対して4月は58.9で、昨年9月以来の水準にアップになる。
インフレ予測は1年後が3.0となり、前月の2.0を大きく上回る。5年後は2.6から2.7に上昇。
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2009/10年度インドコーヒー生産、開花好調で前年比プラス見通し
[コーヒー]
インドコーヒー輸出協会の幹部は17日に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、2009/10年度の国内コーヒー生産が主要生産地での好調な開花から前年を上回るとの見通しを示した。同氏が推定する前年度生産が26万トンで、次年度は約29万トンになるのをみている。また、コーヒー局幹部は3月の降雨が開花に寄与したと説明。具体的に、最大のカルナタカ州の降雨はまだらだが、それでも過去2年間に比べると天気に恵まれているという。
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インドの4月金輸入は25-30トン、ボンベイブリオン協会
[メタル]
ボンベイブリオン協会のハンディア会長は17日、インドは4月に25から30トンの金を輸入するとの見通しを示した。今月に入って既に約10トンは輸入しているという。今月に入って国内価格が下落傾向にあるのに加え、今月末にAkshaya Tritiyaのフェスティバルを控えていることも宝飾需要を高めているという。
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