2009年01月02日(金)
3月の総会前に会合を開くべき、イランOPEC代表
[エネルギー]
イランのハティビOPEC代表はWSJのインタビューに答え、OPECはこれまでの減産の効果を検証するために3月の定例総会の前に会合を持つ選択肢もあり得るとの見方を示した。もし2月に総会を開けば、1月の減産分の効果を検証することが出来るという。
同国は11月と12月で既に日量19.9万バレルの生産を削減、1月からの生産量は、先の総会で合意された9月時点から54.5万バレルの減産という割当を反映しているとした上で、輸出は長期契約ではなくスポットでの取引が多いので、減産はそれほど難しいことではないと述べた。
また、 OPEC減産の目的の一つは消費国の在庫削減にあると改めて主張、景気後退期に以前と同じ量の供給を続けるべきではなく、超過分は全て在庫の積み増しに充てられてしまうとした。現在消費国の在庫が需要の56-57日分まで積み上がっている状況は受け入れられず、過去5年の平均である52日分まで戻すべきだとした。
Posted by 直