2009年01月05日(月)
米エネルギー省、新たな戦略備蓄積み増し計画を発表
[エネルギー]
米エネルギー省は2日、戦略備蓄原油(SPR)積み増し計画を明らかにした。2005年のハリケーン「カトリーナ」と「リタ」による被害が出た際に売却した分の補充のため新たに1,200万バレルの原油を買い付けるほか、5月からは石油採掘権として石油を受け取るプログラム(RIK)によって610万バレルの積み増しを予定しているという。この他、2008年のハリケーン「グスタフ」と「アイク」の被害が出た際に貸し出した551万バレルが返却される他、昨年のRIKプログラム分でまだ納入が行われていない218万バレルの積み増しも始まるとした。エネルギー省は、こうした計画によって改めて7億 2,700万バレルの貯蔵能力一杯までの備蓄積み増しを目指す。
Posted by 直