2009年01月12日(月)
USDA、冬小麦作付は前年比9.04%減、予想平均下回る
[穀物・大豆]
米農務省は12日、2009年の冬小麦作付が前年比9.04%減の4209万8000エーカーと見越していることを発表した。市場の平均予測を下回る見方であり、また小麦の種類別でも揃って市場が予想する以上の前年割れをみている。
小麦で最も規模の大きい硬質赤色種を前年から3.27%減って3020万エーカーとしている。軟質赤色種は829万エーカーで、前年比25.98%落ち込む見通し。大豆との二毛作である軟質赤色種は、大豆の収穫が遅れて減反につながると事前に危惧されていたが、USDAの推定は市場予想より100万エーカー以上少ない。白色種は362万エーカーで、これは前年比3.75%のマイナス。
Posted by 直