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2009年01月22日(木)

12月住宅着工件数は55.0万戸と15.51%の大幅減、予想も下回る
  [経済指標]

米商務省によると、2008年12月の新規住宅着工件数は年率換算で55万戸となった。1959年に始まった調査史上最低を更新し、市場予想も下回った。 12月は前月に比べて15.51%減少で、6ヶ月連続ダウンである。なお、10月の着工件数は従来推定77万1000戸から76万7000戸、11月分が速報での62万5000戸から65万1000戸にそれぞれ改定となった。

市場別で北東部の12.73%増加を除いていずれも前月から減少である。中西部の着工件数が24.53%と最もきつい落ち込みとなり、次いで南部の22.19%減。西部は2.24%のマイナスだった。北東部は6ヶ月ぶりのプラス転換。住宅タイプ別では一戸建てが13.48%減、5世帯以上の集合住宅は17.14%減った。

前年比は全体で45.00%減少し、全ての地域で前年割れである。南部と中西部で4割以上落ち、北東部と西部がいずれも38%強のマイナス。タイプ別でも一戸建て、集合住宅それぞれ一年前を大きく下回った。

先行指標となる建築許可件数は前月より10.73%減り、着工件数とともに6ヶ月続けてのマイナスである。市場での横ばい予想に反して前月を下回った。54万9000戸とサンプル数にかかわらず1960年の調査開始以降50万台となったのは初めてだ。

市場別の建築許可はいずれも前月からダウン。西部で21.05%と最大の減少となり、中西部で19.42%、北東部10.29%と続く。南部が2.40%とほかに比べて小幅のマイナス。タイプ別では一戸建てが12.32%ダウンとなり、集合住宅でも2-4世帯、5世帯以上それぞれ前月を下回った。

11月の建築許可は前年同月比較で50.59%減った。全ての市場、住宅タイプ別で前年から4割-5割のマイナスを記録している。

Posted by 直   

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