2009年01月26日(月)
12月中古住宅販売は前月比6.52%増、予想大きく上回る
[経済指標]
全米不動産協会が一戸建てとコンドミニアムあわせて算出した2008年12月の中古住宅販売は年率換算で前月比6.52%増の474万戸となった。3ヶ月ぶりのプラス転換で、市場予想も上回った。なお、11月の販売は速報での449万戸から445万戸に改定。
12 月の販売は北東部で1.37%減少したのを除いて、全て増加した。最も大幅増となったのが西部で13.64%。南部で7.41%、中西部4.00%と続いた。いずれも前月を上回ったのは9月以来。一方、北東部では3ヶ月続けての前月比マイナスである。前年比較すると全体で3.46%ダウン。北東部と南部、中西部揃って1割強の減少だったが、西部だけ31.58%増加した。
住宅ストックは前月比11.69%減の367万6210戸だった。販売増加とあわせてストック/販売比率は9.3ヶ月分と1月以来で10ヶ月を下回った。販売価格は中央値で17万5400ドルだった。前年同月と比べて 15.27%下落し、市場別では西部の31.50%が最大の落ち込みである。次いで中西部の11.45%下落。北東部と南部はそれぞれ7%強下がった。平均値にしても全ての市場が前年より下がり、全体で14.96%のマイナス。
Posted by 直