2009年01月27日(火)
1月消費者信頼感指数は37.7に低下、予想下回る
[経済指標]
米有力シンクタンクのカンファレンス・ボードによると、1月の消費者信頼感指数は37.7となった。前月の38.6(修正値)から低下し、過去最低を再び更新した。市場予想も下回っている。現状指数は29.9と前月の30.2(同)より僅かに低く、向こう半年後を占う期待指数が44.2(同)から43.0 にダウン。
カンファレンス・ボードの調査担当者は、指数の過去最低から新年を迎えて消費者の景気判断は依然として悲観的であることが読み取れると述べた。現状指数は消費者心理が比較的落ち着いたことを表しているかもしれないが、期待指数の著しい改善をみるまで最悪局面を乗り切ったといえないと慎重な見方も示す。
この調査は全米5,000世帯に対する聞き取り調査の形で行われる。本日発表した結果は21日までに集計したデータに基づいたものである。
Posted by 直