2009年04月07日(火)
加盟国が生産量維持なら原油は60ドルまで上昇、イランOPEC理事
[エネルギー]
イランの国営通信社IRNAが7日に伝えたところによると、同国のハティビOPEC理事はOPEC加盟国が現在の生産量を維持した場合、今年後半にかけて原油価格は1バレル60ドル台までじりじりと上昇するとの見通しを示した。イラクを含めたOPECの2月生産量は、日量 2,800万バレルをやや上回る水準となっている。理事は加盟国が3月も2月の生産量を維持するならば、世界市場は日量約50万バレルの供給不足となり、その分は在庫の積み増しに向かわないと指摘、こうした状況が続くならば年末なでに60ドル台まで価格が上昇するとした。
Posted by 直