2009年04月16日(木)
失業保険申請件数は前週から5.3万件減少
[経済指標]
米労働省が発表した4月11日までの週の失業保険新規申請件数は61万件だった。1月24日までの週以来の低水準で、市場予想と比べても低い。前週の66万3000件から5万3000件減少。2週連続ダウンとなり、しかも昨年12月27日までの週以来の大幅減少だ。なお、前週分は速報の65万4000件から上方改定となった。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は65万1000件だった。前週時点での65万9500件(修正値)より少なく、一週間前を下回ったのは1月10日までの週以来。
失業保険の継続受給件数は4月4日時点で前週比17万2000件増の602万2000件だった。1月10日までの週から増加を続け、また調査史上初めて600万件を越えた。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
Posted by 直