2009年04月20日(月)
3月景気先行指数は前月比0.3%低下、予想やや下回る
[経済指標]
米カンファレンスボードが発表した3月の景気先行指数は前月から0.3%低下し、98.1となった。2月の指数が速報で0.4%低下だったのから0.2% 低下、1月分が従来推定0.1%上昇から0.2%低下にそれぞれ改定。3月にややペースの速い落ち込みとなったが、予想はやや下回る。
景気先行指数は過去に発表された10の景気に先行するとされる経済指標から算出される。3月の指数低下の要因は住宅建築許可件数、株価、小売業者業績、製造業週平均労働時間、失業保険新規申請件数非防衛資本財新規受注の5つ。一方、マネーサプライと長短金利差、消費者期待指数がプラス貢献となり、一般消費財新規受注は横ばいだった。
景気一致指数と景気遅行指数もそれぞれ前月から0.4%下がった。
Posted by 直