2009年12月10日(木)
失業保険申請件数は前週から1.7万件増加、予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した12月5日までの週の失業保険新規申請件数は47万4,000件となった。前週から1万7,000人増え、6週間ぶりの弱気転換、市場予想も上回った。なお、11月21日までの週の申請件数は従来推定の46万2,000件から46万3,000件に改定となった。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は5日時点で47万3,750件だった。前週の48万1,500件(修正値)から14週続けての減少で、こちらは昨年9月27日までの週以来の低水準。
失業保険の継続受給件数は11月28日時点で515万7,000件となった。前週からは30万3,000件と大幅に減少。前週に9月5日までの週以来の前週比プラスとなったのが、再びマイナスに転じ、2月21日時点での507万4,000件に次ぐ低水準となった。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
Posted by 直