2009年12月14日(月)
米年末商戦、オンライン上は11日時点で前年比3%増
[金融・経済]
インターネット利用動向調査を手掛けるコムスコアのオンライン上消費支出調査によると、11月から12月11日の間で 199億3800万ドルとなった。前年同期に比べて3%増加。11月の感謝祭当日や翌日に約1割増となったが、その後は緩やかな伸びにとどまっている。もっとも、一年前には僅かにも前年割れだったのをみれば今年は改善。また、コムスコアは5-11日までの週の伸び率4%は平均以上という。
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2009/10年度ブラジル砂糖生産、1割増加見通し・農務省
[砂糖]
ブラジル農務省の砂糖・エタノール部門高官は14日、2009/10年度の国内砂糖生産が前年から1割増加して3400 万トンになると見通す声明を発表した。インドにおけるここ2年間の生産落ち込みを背景に、ブラジルの製糖所が生産を増やしているとコメント。同氏はインドが2010年末までに600万-800万トン輸入が必要との見方も示した。
ただ、インドのほかに米国、中国、メキシコ、タイの生産が小幅回復、また各国では在庫放出とみられることを指摘。このため、2010年にかけて砂糖価格上昇が徐々にスローダウンするのを見越すとした。
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インドのコーヒー生産、季節外れの降雨で大幅下方修正
[コーヒー]
インドコーヒー局が14日に発表したデータによると、09/10年度(10月-9月)の同国コーヒー生産は28万 9,600トン(482.6万袋)と前回6月の推定より5.5%下方修正された。生産地で季節外れの激しい雨が続いたことが引き下げの要因となっている。前年比では10.4%増加となる。内訳は、アラビカ種が9万4,600トン、ロブスタ種が19万5,000トンで、それぞれ前回から6.8%、4.8%下方修正されている。
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イラクはOPEC生産枠に再加入する用意がある、石油相
[エネルギー]
イラクのシャハリスタニ石油相は12日、同国内油田開発権入札の会場で記者団の質問に答え、同国は適切な時期にOPEC の生産枠に再加入する用意があることを明らかにした。生産量が必要とされる水準に達する前に、実現する可能性もあるという。イラクはOPECの設立メンバーだが、フセイン政権時のクウェート侵攻によって国連が石油輸出の停止を議決して以降、OPEC生産枠からははずれたままになっている。
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2009年12月11日(金)
米CEO景気見通し指数、5四半期ぶりの高水準に改善
[金融・経済]
米主要企業最高経営責任者(CEO)で構成するビジネス・ラウンドテーブルの四半期ごとに行なう景気調査によると、CEO景気見通し指数が71.5となった。7-9月期の44.9から上昇し、2008年7-9月期以来、5四半期ぶりの高水準を更新だ。
指数は昨年10-12月期に金融危機を反映して前期から60ポイント以上落ち込んで16.5となり、今年1-3月期には一段と下がって調査史上初めてゼロも割った。しかし、4-6月期から指数改善を続けている。しかも、指数で50が経済活動の拡大・縮小の分岐点となることから、今回の調査で拡大見通しに戻った格好になる。
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欧州輸出組合、2009/10年度EU穀物生産推定小幅引き下げ
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは11日、欧州連合(EU)の2009/10年度穀物生産を2億9260万トンと推定していることを発表した。前年度の3億990万トンを下回る見方で、また9月時点で見越していた2億9270トンから小幅引き下げ。軟質小麦も1億 3090万トンから1億3080万トンに修正した。前年度より1000万トンほど少ない見方である。
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12月ミシガン大消費者指数速報値は73.4に上昇、予想上回る
[経済指標]
12月のロイター/ミシガン大消費者指数速報値は73.4となった。前月の67.4から上昇し、3ヶ月ぶりの高水準である。市場予想も上回った。6ヵ月後を占う期待指数が66.5から69.7にアップ。これも9月以来の高水準だ。現状指数は一ヶ月前の68.8に対して79.1で、昨年3月以降見ることのなかった水準に上がった。
インフレ予測は1年後の上昇率で前月の2.7%から2.1%に低下した。5年後は2.6%となり、一ヶ月前の3.0%より低い。
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IEA、2010年世界石油需要見通しを13万バレル上方修正
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は11日に発表した月報で、2010年の世界石油需要を日量8,630万バレルと推定、前月から13万バレル上方修正した。2009年の需要は日量8,490万バレルで据え置き、前年比では2009年が140万バレルの減少、2010年が 150万バレルの増加となる。石油需要の伸びは引き続き中国をはじめとした新興国に牽引されているが、OECDの見通しはやや改善したという。
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11月小売売上高は前月から1.29%増加、予想大きく上回る
[経済指標]
米商務省によると、11月の小売売上高は前月比1.29%増加した。2ヶ月連続アップ。また、10月の伸び率が速報の1.37%から1.14%に改定となったため、11月にペースがはや待った格好になる。市場予想も大きく上回った。
カテゴリー別には、家具と衣料品を除いてほぼ軒並み増えた。中でもガソリンスタンドは6.02%アップで、最も高い伸び。次いで電気製品の2.77%増である。また自動車及び部品が1.58%増えたほか、建設資材・造園、通販など無店舗販売も1%を超える増加だった。一方、家具が0.75%減り、衣料品は 0.66%ダウン。
小売売上高は自動車関連を除くと1.23%増え、こちらも予想以上の伸びだった。ガソリンを除いて0.81%増加。自動車とガソリンを除くと0.64%のプラスとなる。
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