2009年12月21日(月)
OPEC閣僚監視委員会、総会に対し減産遵守の徹底を求める
[エネルギー]
OPEC総会出席のためアンゴラ入りしている湾岸諸国のOPEC代表は21日、総会に先立って開かれる閣僚監視委員会(MMC)は、生産枠据え置きと、加盟国に対する減産遵守の徹底を総会に提案するとの見方を示した。MMCは1バレル70-75ドルの価格は生産国、消費国双方に対して妥当な水準と考えているとしたほか、OPECは注意深く市場を見守っていくものの、来年3月の定例総会までに臨時総会を開く必要はないとの見方も示したという。MMCはOPEC事務総長とイラン、ナイジェリア、クウェートの代表で構成され、総会に対して石油市場の分析を通じた助言を行うとされている。
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