2009年12月28日(月)
11月-12月14日の小売売上高、前年比3.6%増加
[金融・経済]
クレジットカード大手マスターカード傘下のスペンディングパルスは28日、今年の年末商戦回復を示す調査結果を発表した。同社によると、11月1日から12月24日までの小売売上高は前年同期比3.6%増加。一年前に前年比で2.3%減少したのから改善となった。
今年の感謝祭とクリスマスまでの日数が前年より多かったことを指摘し、この日数要因を調整すると今年の伸び率は1%近くにとどまるとした。それでも、同社幹部は一年前の不振に比べると今年は安定していると評価。特に、クリスマス前の最後の週末に北東部で大雪となっても、結果的には伸びたとしている。
オンラインでの小売販売に限ると、前年同期を15.5%上回った。このほか、商品別では、薄型テレビやビデオゲームなどデジタル家電画5.9%増え、一年前に3割落ち込んだ宝飾品が5.6%アップ。靴は5%のプラスだった。一方、高級品は0.8%増。アパレルが0.4%落ち込んだが、いずれも前年比2ケタ減少したのからは回復した。
Posted by 直