2010年04月08日(木)
3月の小売販売、需要増加反映して好調
[金融・経済]
米小売大手各社が8日に発表した3月の販売結果は、需要増加を反映して全般に好調だった。全国的な天候改善、復活祭絡みの消費が寄与。また、景気回復による貢献を挙げる向きもあり、このためアパレルなどの売り上げアップにつながったとみられる。百貨店からディスカウントストア、アパレルチェーンなどカテゴリーを問わず想を上回ったものが目立つ。
国際ショッピングセンター協会(ICSC)が各社データをまとめた結果、2月の既存店売上高は前年同月比9%増加。ICSCは二日前に週間小売りデータを発表した際、3月の伸び率予測を3-3.5%から8-10%に引き上げていた。このため3月は予想の範囲内の結果になるが、それでも1999年3月以来の高い伸びとしている。また、4ヶ月連続の前年比プラスという。一方、4月の販売は横ばいから3%減少を見通す。これは比較対象である昨年4月に復活祭の効果があるためと指摘している。
Posted by 直