2008年04月01日(火)
アルゼンチン、スト停止狙って小規模農家に税金還付を提案
[穀物・大豆]
アルゼンチン経済相は31日、小規模の農家には大豆輸出の関税を払い戻すことに決めたと発表した。国内農家は関税引き上げに抗議して2週間以上ストライキを行っており、国内食品不足を招くと共に政情も不安定にさせているのに考慮しての措置である。また、フェルナンデス大統領は農家にストを停止する改めて呼びかけた
しかし、農業組合の幹部は同日の記者会見で、政府の対策は問題解決にならないと批判した。また、少なくとも2日までストを続けるとも宣言。
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2008年03月31日(月)
USDA作付意向:コーンは予想以下、小麦、大豆は予想上回る
[穀物・大豆]
米農務省が発表した作付意向調査によると、08/09年度のコーン作付は8,601万4,000エーカーと前年比で8.10%減少する。2月のアウトルックフォーラムで出していた9,000万エーカーとの推定から大きく引き下げられ、市場予想平均も下回った。エネルギー高で肥料価格が上昇するなど生産コストの高さが嫌気されたほか、コーンを連作することで土地が痩せ、イールドが下がることを避けるため多くの農家が大豆など他の作物への転作を進める意向を示したことが背景にある。
大豆の作付は7,479万3,000エーカーと前年比で17.54%大幅に増加する。2月のアウトルックフォーラムの推定7,100万エーカーから大きく引き上げられ、市場予想も大きく上回った。これは過去最高だった06/07年度の7,552万2,000エーカーに迫る水準となる。ネブラスカ州で31.6%増加するなど、イリノイを除く主要生産州で軒並み前年から10%以上増加する。
春小麦の作付は1,433万3,000エーカーと前年比で7.79%増加する見通し、市場予想平均も上回った。冬小麦の作付は4,684万エーカーと前年比で 4.12%増加。前回1月推定の4,661万エーカーからは引き上げられたものの、市場意予想平均にはやや届かなかった。デュラム小麦は作付は263万エーカーと前年比で40.64%増加、全小麦では6,380万3,000エーカーと前年比で11.26%増加、市場予想も上回った。
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2008/09年度のインド小麦期初在庫550万トンに・食糧公社
[穀物・大豆]
インド食糧公社(FCI)幹部は31日、4月1日に始まる2008/09年度の小麦期初在庫を550万トンとみていることを明かした。緩衝在庫のターゲットである400万トンを大きく上回る。
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