2008年04月14日(月)
GFMSとワールドゴールド、独立調査部門を合同設立
[メタル]
金調査のゴールドフィールド・ミネラルサービシズ(GFMS)は14日、ワールドゴールド・カウンシルと独立的な調査部門を合同設立することで合意したことを明かした。合弁会社GFMSワールドゴールドは世界の金鉱会社の生産状況などを調べる計画で、近日中に初めての四半期レポートを発表する予定という。
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2007/08年度のカメルーンロブスタコーヒー輸出、3月時点で60%減
[コーヒー]
カメルーンのココア・コーヒー局(NCCB)は14日、2007/08年度のロブスタコーヒー輸出が3月時点で6020 トンだったと発表した。前年同期の1万5037トンに比べて60.0%減少。3月だけで一年前を48.13%下回る4060トン。アラビカのシーズンが 10月から始まるの対してロブスタは12月が年度始め。今年度はスタートこそ前年度を上回ったものの、1、2月続けて大きく落ち込んだ。3月も減少だが、ペースはやや鈍化。
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GSE支援、米トリプルA格脅かす可能性・S&P
[金融・経済]
米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は14日、政府系住宅金融機関(GSE)への支援が米国のトリプルA格を脅かす可能性を示唆した。政府が民間証券会社を援助する以上のリスクは高いと指摘。同社によると、米景気後退が長期化しても、民間セクター援助に伴うコストが米実質国内総生産(GDP)を占めるのは3%以下。米国の格付けに影響を及ぼすこともないという。しかし、GSEの規模が大きい分、最悪シナリオは格下げの可能性を強めるとした。
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3月小売売上高は前月比0.15%増、予想をやや上回る
[経済指標]
米商務省によると、3月の小売売上高は前月比0.15%増加した。前月の0.36%減少から改善し、市場予想もやや上回る。ただし、項目別では増加、減少とまちまちでもあった。
最も高い伸びとなったのが通信販売など無店舗売上高で2.12%のプラスだった。スポーツ・趣味・音楽が1.40%、ガソリンスタンド1.09%それぞれアップ。自動車および自動車部品は0.20%増え、飲食品、フードサービスもそれぞれ前月比プラスとなった。
一方、減少がきつかったのが建築資材・造園の1.61%。また、衣料品が0.52%減り、電気機器や家具もダウン。総合小売店は0.61%のマイナスだが、百貨店に限ると横ばいだった。
自動車関連を除くex-Autoは0.14%増え、予想外の増加である。ガソリンを除いた売上高、自動車関連とガソリンともに除いた場合は前月とほぼ変わらない。
なお、2月の売上高は上方修正となり、前月比マイナス幅は速報段階での0.56%から0.36%に縮小した。
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9月まで生産量を変更する予定はない、OPEC議長
[エネルギー]
OPECのヘリル議長は12日、ダウジョーンズのインタビューに答え、9月の定例総会まで生産量を変更する予定がないことを明らかにした。石油価格の上昇はドルの下落によってもたらされており、OPECが生産量を増やせば価格が下がるようなことを言えば、自分自身に嘘をつくことになるとし、需要が伸び悩むと予想されている中でどうして生産量を増やす必要があるのかと、増産の可能性を改めて否定した。
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2008年04月11日(金)
米CEO景気見通し指数79.5、前期から変わらず
[金融・経済]
米主要企業最高経営責任者(CEO)で構成するビジネス・ラウンドテーブルが四半期ごとに行なう景気調査で、CEO景気見通し指数は前期と同じ79.5となった。2007年7-9月期に74.4と2003年7-9月期以来の低水準を記録してから前期に下げ一服となったが、直近調査は改善も進んでいないことを示す。それでも、ビジネス・ラウンドテーブルの会長は海外需要や最近の米連邦準備理事会(FRB)による市場への流動性供給が見通しを明るくしていると述べた。調査で2008年の経済成長率平均予測は1.5%となった。
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4月ミシガン大消費者指数は63.2、予想を上回る落ち込み
[経済指標]
4月のミシガン大消費者指数速報値は63.2と、1982年3月以来の低水準だった。市場予想も下回る。前月の69.5からは4.3ポイント低下。6ヵ月後を占う期待指数は60.1から53.4、現状指数は84.2から78.4にそれぞれ下がった。
インフレ予測は1年後が4.8となった。前月の4.3から大きく上がり、これは1990年10月以来の高水準である。5年後も2.9から3.1にアップ。
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3月輸入物価指数は前月比2.78%上昇
[経済指標]
米労働省が発表した3月の輸入物価指数は前月比2.78%上昇した。3ヶ月連続プラスとなり、しかも昨年11月以来の高い伸びである。石油および石油製品の価格が9.06%上がり、やはり4ヶ月ぶりの大幅上昇。非石油は1.09%アップ。労働省のデータによると、1989年以来最も高い伸び率となっている。
工業製品は6.60%%上昇したが、石油を除くと3.56%と半分近くの伸びにとどまる。資本財は横ばいだった。自動車及び自動車部品が0.19%、自動車を除いた消費財が0.48%とそれぞれ上昇。いずれも前月を上回るペースである。
輸入物価指数は全体で前年比14.75%上昇し、調査史上最高の伸びとなった。石油を除くと5.38%上がった。1989年に月次発表となってからは最高、四半期ごとの発表時期も含めると1988年12月以来の高い前年比伸び率である。
3月の輸出物価指数は前月から1.48%上昇した。農業製品が4.14%、非農業製品は1.19%それぞれ上がった。
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IEA、08年度の石油需要見通しを大幅に下方修正
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は11日に発表した月報で、08年度の世界石油需要を日量8,720万バレルと前月から 31万バレル引き下げた。国際通貨基金(IMF)の世界GDP予測が下方修正されたことが主な要因。前年からの伸びは日量約130万バレルと前月から46 万バレルの下方修正。これは911テロ以降で最大の修正幅となる。2008年度の世界石油供給は日量8,730万バレルと前月から10万バレルの下方修正、OPECの3月生産量は日量3,210万バレルと前月から26.5万バレル減少した。
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